昨日は午前10時過ぎから
大阪北部地震(仮称)の被害状況が続々と入ってきた。
宇宙から地表をうかがえ、
ネットが各人に当たり前に普及し、
ドローン(普及型偵察機)が飛ぶ現代の、
日本で二番目に大きい大都市の大きな地震の被害状況すら
2時間は経たないと、どこで何が起きたかわからない。
正確な情報はもっとあと。
今朝、総務省消防庁が19日午前段階のまとめ発表を行った。
それによると
亡くなられた方は大阪府内の4人、
負傷された方は2府4県で376人、建物被害は252件。
建造物被害にあの火災で全焼した建物が含まれているかどうかはわからない。
正直、私は被害がこのぐらいで済んで良かったと思っている。
一方で、倒れてきたプールの壁の下敷きになった
早朝登校中の9歳の女の子や、
崩れた塀の下敷きになった
見守り活動に向かう途中の高齢者の方の訃報には
胸が痛く、お悔やみの言葉に詰まる。
寿栄小学校のプールのブロック壁、
あれはニュースに出た映像で
すぐに鉄筋をケチった突貫手抜き工事とわかった。
しかし、ああいう壁を学校の経費(一部は親御さんたちから徴収したかもしれないが)で造らざるをえなかった事情をかんがみると、
一概に当時の学校や教育委員会を責められない、と思った。
ほんとうに悪いのは大阪教育大の付属小学校を襲って
小学生を無差別殺傷した宅間であり、
それに触発されて模倣行動を起こす輩であり、
自分のちんこの欲求や金儲けのために
児童の水着姿を撮影する輩たちである。
幼児児童に対する暴行加害者や
児童ポルノ関係者とその親族には
現行の刑罰に加えて
全国の保育園幼稚園小学校に
鉄筋や鉄骨できちんと補強した、
外から見えない壁を造る費用負担をさせてはどうか。
現行刑罰と判例は被害者の被害実態に比べて軽いので、
頭割りで課せられる費用負担ぐらい安いものだ。
日本は自然災害大国である。
とても狭い国土を有する島国でもある。
そこで無差別加害者たちや
自制に乏しく嗜虐嗜好に脳を毒された者たちが
判決や服役を免罪符にしてしゃあしゃあと生きてる。
これ、とても資源の無駄、活用の無策だと思うのだ。