小さな文字が目を凝らしても読めなくなってきた。
写植で言う7Qぐらいからもうだめだ。
目を凝らすと余計にぼやけるのが、情けなくて腹が立つ。
◇日大アメフト、関学大QBに悪質タックル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00000011-jct-ent
Jキャストニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00000088-sph-spo
スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00022609-mbsnews-soci MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180517-00170239-diamond-bus_all ダイヤモンドオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180519-00007457-bunshun-spo 文春オンライン
「指導と選手の受け取り方に乖離があった」というのが
日大側の認識らしい(関学への謝罪文から)。
騒ぎになったあと、
謝罪と事実究明を要求する関学やマスコミに対し、
日大アメフト部の監督であり日大の常務理事でもある内田氏は
雲隠れで「答え」としてしまった。
そのために事はますます大きくなり、
TV各局が問題映像を繰り返し報道することになった。
私は外野だから言えることだが、
この「事件」はとても興味深い。
批判にさらされた内田氏は、昨日の夕方、関西に飛び、
今日あたり「事件」の被害者と被害大学に謝罪に赴くようだが、
事の発生から十日以上経って謝罪に行く教育者、てのが
片腹痛くて面白い。
内田氏はその場にいなかったわけじゃない。
監督としてその場にいて(コーチも)、
選手を送り出し、迎えているのだ。
また、昨日、日本大学内で開かれた理事会では
アメフト部のラフプレー問題は議題にのぼらなかったようだ。
歴史あるマンモス大学として
入学者がひきもきらない日本大学では
きっととるに足らないことなのだろう。
youtube に試合中の問題映像が出ているから
まだ未見の方はご覧になってほしい。
件の日大選手の行為は
傷害罪で告訴されて当然の行為である。
おわびして済む行為ではない。
それも、同じ試合内でボールの行方と無関係に
明らかな危険行為を2度3度くりかえしているのだから。
日本大学側が言うとおり「一学生の暴走」なら、
あの学生(アメフト部部員)は警察の取り調べと
精神鑑定を受けるべきだ。
彼の一連の行動は、
○チガイがアメフト部のユニフォームを着て、突発発作を起こして
相手選手に襲いかかっているようにしか見えない。
格闘技系または格闘技に近い競技では、
「相手を壊してこい」という指示(暗黙の指示、示唆含む)が
行われることがある。
全部が全部ではない。
が、そういう指導者が全体の四分の一くらいはいる。
どことは言わないが、高校柔道部、野球部、フェンシング部、
サッカー部、ホッケー部などなど。
殺戮の代わりが対戦スポーツになったのだからしかたがない、と、
擁護する人は言うのだけれど、
なら、ルール撤廃運動でもすればいいのにそれはしない。
敵チームは試合上で敵なだけで、ルールに背けば反則となる。
それがスポーツという名の対戦ゲームなのに、
スポーツでもルール無視の破壊行為がOKなら、
内戦でも対外国とでも戦争になった時、
報奨ほしさにどれだけの非道な行為が行われるか
わかったもんじゃない、と背筋が寒くなった次第である。
※続報あり 18:34追記
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000090-dal-spo
デイリー
監督辞任表明で済む問題でもないと思うのですが。
なぜ最初の重大な反則で選手を呼びつけて叱責しなかったのか。なぜもっと早く被害者と関学に謝罪に行かなかったのか、
なぜもっと早くマスコミの前に出て行かなかったのか。
日本大学の理事会は礼儀の外にいる人たちが占めてるようだ。
◇約13万件、弁護士への組織的「懲戒請求」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00007856-bengocom-soci 弁護士ドットコム
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00000059-mai-soci
毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00010003-binsider-soci ビジネスインサイダージャパン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00010007-huffpost-soci ハフポスト
これもとても興味深い。
なぜなら、怪しいブログに煽られて、
事実を確かめもしないで
弁護士に懲戒請求を出した人々の多くが、
私の同世代からそれ以上の、
50代~70代とみられるからだ。
今の後期高齢者は元気だから、中には80代もいるだろう。
大抵は爺さんたちだが、婆さんがたもいるらしい。
この件について、東京弁護士会所属の北周士弁護士と佐々木亮弁護士が5月16日、東京・霞が関の司法クラブで記者会見した。2人は、全く理由がないのに不当に懲戒請求されたとして、960人に対してそれぞれ、弁護士1人あたり30万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こすと発表した。
ただし、裁判を起こす日付は6月末で、6月20日ごろまでに謝罪と、それぞれ弁護士1人あたり5万円ずつの和解金の支払いがあれば、和解に応じるという。
(以上、ハフポスト記事より抜粋)
弁護士さんたちは最初ツイッターで警告したが、
逆に嫌がらせの手紙や懲戒請求が増えた。
さらに警告したら、もっともっと嫌がらせがエスカレートした。
で、
「警告ではなく本気だぞ」、
「きみらを扇動したブログには『相手に懲戒請求者の個人情報が知られることはない』とあったようだが、こちらにちゃんときみらの
個人情報は届いているぞ?」
とやったら、
わずかに謝罪と懲戒請求撤回の連絡が入りはじめた。
年齢は高齢者。
もしかしてこの懲戒請求の山は高齢者がほとんどか?と
思い至って新聞に取材記事として載せたら、
その日から謝罪電話と謝罪手紙が舞い込みだした。
……てな経緯のようだ。
このニュースには笑えた。
そりゃほとんどの年寄りは、
PCやスマホ持ってもツイッターは見んわ。
新聞の購読者層が、
「教育熱心または高学歴家庭の18歳未満」か
高齢者しかいないってのが証明されたようなものなのと、
新聞記事見て
「自分が弁護士に損害賠償を請求される」
「自分がヘタしたら被告人になる」と知った時の
爺さま婆さまの狼狽ぶりが目に浮かんだのとで
脱力しながら苦笑いした。
「今の若い世代は!」と、
前の世代に同じように言われてきた自分たちを棚に上げ、
美しい日本を支える美しい人々と自賛して行動した結果が
ただの無知、扇動に乗った軽率の露呈であった。
彼ら彼女らが購読している新聞の名前を知りたい。
いつもは、一面の大きな見出しと地方版の見開きと
おくやみ欄と投書欄とスポーツ記事、三面記事、
それにテレビ欄しか見てないんじゃないかしら。
産経以外の一般紙の政治経済面や株式市況を読める人は、
こういう身のほど知らずな暴挙に出ない。
弁護士さんたちの、反撃というより「優しいおしおき」を、
「法律の専門職が一般人を相手取って弱い者いじめ」
と見る向きがある。
いやいや、義務教育のない国の30歳以下ならいざ知らず、
義務教育がある国でハタチを3回近く、
またはそれ以上に繰り返した人たちの数を頼みの攻撃に、
下手な温情はイカンでしょう。
猶予期限付きで、一人あたまの和解金激安、
よっぽど優しいやりかただと思う。
爺ちゃん婆ちゃんたち(55歳以上は爺婆である)は、
PCやスマホを手にした自らを過信せず、
近くの若いもん(高卒以上でネットが使える45歳以下)に
「懲戒請求って何?」
「○○弁護士は朝鮮学校無償化を奨めてるの?」
「弁護士に懲戒請求しても身元バレんやんな?」と尋ねて、
その若いもんにググってもらうべきだったのだ。
ふだんから若いもんを馬鹿にしてプライドを保ってるから
大事なことが聞けないのだ。
しかしこれで、
扇動者は実行しなかったからあぶりだされもせず無罪、
になるかどうか。
そのあたりにも興味が尽きない。