幻想の効能・2 |   きつねの日記帳

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 ヨコハマ・中区に生息するきつね’606’の日常のいろいろ

 こっちに来て以来、街に出るとやたら目につくグリフィン。ヨコハマ周辺にお住まいの方のみ大きく頷いて下さい。
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(何って幻獣つながりの前フリです)

前回幻想の効能 のネタが尻切れトンボだったので、今回はその後編。
つまり、誰かが大人の階段の2歩目でつまづいた時にこそ、我々=“幻想を操る者達“の出番が廻ってくるのではないかと思っています。

これは我々が伝統的に認識していた打順よりも相当うしろのほうです。でもこの高度に複雑化した社会において、我々は我々の「適切な出番・一番活躍できる打順」というものをしっかりと認識しておかねば、早晩、この世界に於ける価値を失ってしまうのではないかと。

 
 この世界で居場所を見つけ、生きていく事を望むなら、自分達の打順に合ったスキル(それは往々にして派手なホームランではなく、バントや盗塁といった燻し銀のスキルやも)をひたすらに磨くこと。それと、もし自分自身がまだ大人の階段を登り切れていない場合は、「操る者」「幻想を提供する側」の責任として一刻も早く登り切ること。

・・・とまあ振り返るにこのような意識を持って生きる事が重要なのではないか、という結論です。これは多分に自戒を含み(_ _;)

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曲はGloria Gaynorの"I Will Survive"1978
I Will Survive  youtubeより

去年、「楽園の位置」 でお送りした「I've Never Been to Me」と同じく、映画「プリシラ」でも使われたディスコナンバー。 色んな人カバーしていますが、今回はオリジナルで。