昨日はJR中野の線路沿いにあるカフェ 「カルマ」で資料作りでした。
窓際に近い席だったので、頼んだ紅茶が来るまで、3月PM2時の光と、無骨な強化硝子のコップが作る光景にしばし見とれる。 たしか森茉莉のエッセイにこんな普段使いの硝子の美を書いたのがあったような・・・--- ヴェルモットの空壜でもいい、コカコオラの空壜でもいい。フランス製のアニゼットの壜なら一層いい。何か手近にある綺麗な壜を窗際に置いて、凝(じつ)と見ていてごらんなさい。ペナンやシンガポオル付近の海を見ているような、半透明な薄緑の中に、あなたは何かをみるでしょう 。その壜の向こうに何かがあるようでもあるし、無いようでもある、一種の不透明な混沌が、そこにあるのを覚えるでしょう。----
「硝子工房の一室」 森茉莉
・・・日常に潜む美を、こんな言葉で伝える事ができたらどんなに素晴らしいでせう。(せう?)
というわけで、ここは何食ってもうまいですが、特に今の時期は午後の光がおすすめです。
中野の小さな駅前食堂 カルマ
東京都中野区中野5-32-9 日本通商ビル 1F
