静岡県知事の川勝氏は、退職時に細川ガラシャの辞世の句を引用した。

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・静岡県は桜の季節で、時期としては合っている。

・「職業に貴賤無し」

・役目を果たしたらしい。

 

様々な意見があるが、川勝氏の経歴から価値観を推測してみた。

注目したのは「徳」と「時」。

 

🟠富国有徳

バブル崩壊後の1995年に『富国有徳論』がブームになり、「富国有徳」は小渕首相や静岡県などが用いた。

川勝氏は最近「(真意が伝わらなかったのは)不徳のいたすところ」と発言している。

 

🟠東西の徳

ユーラシア大陸の「徳」の共通点は、金銭や力といった比較できるものではなく、人の内面や社会における役割といった、良い質や効果を指すことだ。

 

川勝氏の苗字は、ルーツの一つに「秦氏」がある。(末裔かは知らない。)

氏はカトリック修道会設立の進学校出身で、オックスフォード大学では今上天皇と同じ教授に師事し、博士号を取得している。

一般の日本人より「徳」について詳しそうだ。

 

🟠受け身?

川勝氏は静岡県知事の出馬に際し、「自分の身は石川氏(元知事)に預けてある」と答えたらしい。

知事を辞職する意志を発表した当日、スズキの鈴木修氏に報告している。

 

氏の経歴も考えると、天命や役割、上下関係や人の縁などを重視し、変化に対し受け身の姿勢がある?

 

🟠歴史や経済と「時」

会社買収や投機などと異なり、歴史や経済には気が遠くなるような「時」の流れがベースにある。

これまでの“失言”はリップサービスかと考えていたが、逆にその場限りの言動はしづらいのかもしれない。

 

🟠海洋国家・日本

岸田首相の晩餐会でのスピーチ。

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川勝氏の著作を読んだことがないので、氏の日本のイメージと重なるか不明だ。

海の移動は陸よりも不確実性が高く、「時」の捉え方も異なる。

 

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ソシオニクスやサイコソフィアに関連する心理分析に、テンポリスティックスがある。これは時間の捉え方に注目する。

 

個人のサイト

無料診断のサイトへのリンク有り。

 

以下、私の解釈。

 

🔵細川ガラシャ

[日本の侍]

…V永遠ーN現在ーP過去ーB未来

・明智光秀の反逆により辛い立場に。

→P過去を避ける。

・武家の娘で妻であり、キリスト教信者としての信念を貫き通した。

→時間に左右されず、不動。→V永遠を重視。

・離縁を考えたガラシャに対し、宣教師が「徳は困難を克服してこそ」と言ったとか。

→N現在を重視。戦国時代でもあるので。

 

🔵フォロワー、推し活やファン活動にハマる人

[スター(有名人)]

…N現在ーP過去ーB未来ーV永遠

[救助者]

…P過去ーN現在ーB未来ーV永遠

・個性(アイデンティティ)や今この瞬間を重視。

・B未来が不安。

 

🔵ギャンブラーやスポーツ選手

[征服者]

…N現在ーB未来ーP過去ーV永遠

[プレーヤー]

…N現在ーB未来ーV永遠ーP過去

・目標や成長を重視し、戦略を立てる。

→N現在やB未来を重視。

 

🔵川勝氏

…?

書いていたら、よく分からなくなってきた。

県庁の職員にはB未来(目標、戦略的思考、開発の方向性)を求めていそうだ。