2024年(令和6年)春から新型コロナワクチン接種が有料となる。
これまでの情報を整理する。
①人口
デジタル庁より
○全体…125,408,581人
○うち65歳以上…35,888,449人
②接種
各接種回数=接種人口とする。
(1)2回目接種
○全体…97,700,259人
○うち65歳以上…約9割→約3,230万人
(2)2023年(令和5年)秋接種の対象
○以下の3条件を満たす人。
・生後6か月以上。
・日本国内の初回(1・2回目)接種又はそれに相当する接種が完了している。
・前回の接種から一定期間が経過している。
→ほぼ②(1)と同じ。
○ワクチン購入量
当初2,500万回分+追加1,000万回分✕2
→4,640万回分
②(1)対象者の約37%分。
(3)(2)の接種人口
内閣府(3/12時点)より
○全体…28,020,686人(22.3%)
報道では「接種対象の22%」だが、①全人口の22%に近く、②(1)(2)より対象者の28.68%。
もし報道が正しいのなら、差は在住外国人分?
○うち65歳以上…19,077,767人(53.2%)
②(1)より対象者の約59%。
③廃棄
(1)前回
2023年9月の発表では、8,630万回分廃棄。
(2)2023年(令和5年)秋接種
○廃棄見込みは1,500万回分以上
○ワクチン購入価格(推測)
報道より
・ワクチン価格は予算の6割。
・全国ワクチン総購入額(2兆4千億円)÷総契約数(8億8千万回)→ワクチン単価2,725円(岡山県)。
・海外メーカーは1回分当たり100ドル以上で契約している。
東洋経済(2023年)
・2024年(令和6年)春接種では、国は1人当たり15,300円(本人負担約7,000円)を見込んでいる。
↓
ワクチン購入から接種まで、1人当たり約15,000円?
○廃棄見込み分の当初予算
15,000円✕1,500万回分→2,250億円
+廃棄費用(自治体)。
④2024年(令和6年)春以降予想されること
定期接種の65歳以上の接種率が50%の場合
・65歳以上の接種者への補助金(現時点)は、
(15,300-7,000)×(3,230万人×0.5)→約1,340億円。
・購入量と接種率の乖離が大きいと、未使用分の予算+廃棄費用が増える。
⑤私見
ワクチン接種による被害を訴える国民の声は届いているだろうか?
ワクチン接種で体調を崩した人々は生活(経済や機会、幸福追及、いのち)が損なわれた。
接種にかかる予算、ワクチンの廃棄費用、副反応(=副作用)や後遺症による医療や介護費などは、国民の税金だ。
2022年の参院選比例投票数を引用する。
与党…24,437,676票
・自民党…18,256,245票
・公明党…6,181,431票
全体…53,027,254票
各政党のワクチン接種に関心があり、投票した人々だ。
ふと宇宙の法則78対22を思い出した。
ワクチン接種率は
2回目が8割超(非接種2割弱)、
7回目が約2割(非接種約8割)だ。
与党2党支持者は全人口の約2割、
内閣支持率は約20%。
ワクチン接種を推進してきた人々は全員が接種対象ではないが、ワクチンと予算を無駄にしないよう、廃棄前に接種するのだろうか。