法律に通じ言語を操るプロである政治家から、学べることはある。
主題の2件の共通点は、義務かつ罰則があるルールは守るが、グレーな部分は自己裁量というもの。
①議事妨害
2024年3月1日、野党が2時間54分に及ぶ「フィリバスター」(牛タン戦術)を行なった。
wikipedia
フィリバスター
(英語) filibuster
buster 何かを破壊する人、からかう人
↑由来
(オランダ語) vrijbuiter 海賊
vrij → (英) free 自由
buiter 戦利品 → (英) booty
法律の罰則の対象外であれば、一般常識から逸脱しても工夫しつつ自由に行動する、という意味なのだろうか。
報道やSNSでは不評だが、内容や展開を評価する意見もある。
ブログ『タマちゃんの暇つぶし』
②「#納税するつもりはございません」
(政治資金に使用したので、)
(英) I have no intention of paying taxes.
intention 意図、意思、考え、目的、故意
納税が義務ではなく違反に当たらず(罰則の対象外)、
“納税するつもりはない”=“納税する必要はない”のだろう。
国民は今回のケースで議員が納税するのは義務で、納税しないのは違反だと考えているため、
“納税するつもりはない”=“違反するつもりです”と宣言していると考え、怒りが収まらない。
犯罪の立証では、本人が「犯罪がもたらす結果を事前に知っていたか」や「結果をもたらすことを意図していたか」が重要だ。
②のケースでは、議員本人の犯罪では無いらしい。
③応用
ごく一部の支配者が意図した戦争や気象災害、人口削減などが世界中で行なわれていることが、近年明らかになりつつある。
あるSNSの意見に、ガンジーやキング牧師のように「非暴力不服従」とあった。
①はその例にも見える。
④補足
vrij(ヴリル)は、オカルトや宇宙人に興味がある人達に知られている。
wikipedia
フリー(vrij)なエネルギー。
画期的発明をしたり既得権益を侵害するような自由な行動は、社会の発展や人々の幸福をもたらす前に潰されるかもしれない…。