昨年後半から追及されている政治と金の闇を、シロウトなりに考えた結果。

 

①“還付金”と“留保金”

 

(1)還付金

○還付金…refund

 fund…資金、元にするお金?

○還付金詐欺

「多く払い過ぎた金を返しますよ」

=🦆に利益(得、棚からぼた餅)をほのめかす

 

(2)留保金

○留保金…retention 保持、保有など

○大企業の内部留保が膨らみ、株価と従業員の給与が共に上昇。

・内部留保を増やすと、課税額は?

 

②人間社会の基本

 

(1)マナーは大事

○冠婚葬祭の場合は特に、当日と後日の挨拶が欠かせない。

○人の厚意を受けたら、お礼や感謝を表わすのがマナー。

・以前の職場で旅行の土産を直接配ったが、数人は苦笑いと無言だった。

これはパワハラかモラハラ?

それとも彼らの視力と聴力が悪いか、テクノロジー犯罪で彼らの意識が乗っ取られていた?

 

(2)結局は交換

○通常交換するもの…厚意、便宜、仲介

強制ではないが、一方ばかり利益を得ていると関係が崩れる。

 

③闇社会など

 

(1)力が全て

○組織はボスと幹部、手下で構成

ボスが絶対であり、報連相は必須、裏切りは言語道断。

○金と人に目を光らせる

手下の人間関係まで把握し、組織の不利益になりそうな交友を禁止する。

商売の利害関係者も同様で、後で“借り”(便宜)を返さなくて済むよう、初めから取引相手を慎重に選ぶ。

 

(2)①をたとえると…?

○還付金

・ボスの厚意、温情、慰労金、おすそ分け、ボーナス。

・武将が手柄を上げると、幕府が領地を与えた。

・貰えるのが当然と考えてはいけないが、ボスが与えないと離反を招き、与えすぎると手下が図に乗る。

 

○留保金

・ボスの事前の許可の元、幹部以下の裁量でプールする利益。メンバーのモチベーション維持に役立つ。

・ボスに責任が及ばないよう、ボスが知らないふりをできるように、書類や金の移動記録を残さない。

・ボスに断りなく溜め込むことは「ネコババ」であり、通常バレる。

 

④今回の裏金問題

上記を踏まえた私見。

 

(1)ボスは知っている可能性大

政治家は法律を熟知し、政治家には人と金のサポートとそれらにまつわる信用が必要と認識しており、人一倍評判と自分の安定を気にしている。

旧統一教会との関係同様、知らない方がおかしい。

 

(2)部下はボスに逆らえない

ボスは政治家で有力者と懇意にしており、自分や家族他の命運を握っている。

逆らえるはずがない。

“キックバック”や“中抜き”といった、簡易・簡単な話ではない。

 

(3)日本社会で常態化

報道では“キックバック”に注目しているようたが、“中抜き”も問題だ。

・大企業だけ利益を溜め込み、取引相手や関係者に還元しない。

・大企業は減税の恩恵を受けられるが、中小企業や個人は対象外。

・コストカットや低賃金、過剰な要求、過酷な労働が重なると、利益を補完するため不正を犯す可能性。

※ここ30年で拡大した集団ストーカー犯罪では、メインの仕事や生活保護で生活できない人に対し副業として参加させているケースが多いのでは?

 

○日産自動車

東京新聞(2024/3/5)

○日本社会

NEWSWEEK(2024/2/7)

『日本を衰退に追いやる「中抜き」経済を考える』

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2024/02/post-1341_1.php

○行政やIT業界

・委託先の実務者の身元確認をせず、市民の個人情報を任せたのか?

 

(4)集団ストーカーやテクノロジー犯罪

・犯罪の関与者は、知り得た情報を私的利用(ネコババ)せず、ボスや幹部に報告しているのだろうか?

・ボスの許可無くターゲットにしてしまった人物が、ボスの関係者だったり、ボスが今後利用しようと考えていた人物だった場合は?