みなさま いかがお過ごしでしょうか?
マナーアドバイザーの大隅でございます
今日は仕事がお休みでございましたので
駅近くの薬局に生薬の「オウギ」を
買いに行く道すがら
氏神様にもお詣りいたしました。
本降りの雨のせいか
「七五三」の幟(のぼり)が少し切なく感じられました。
「七五三」とは子供の成長の節目を祝う祭で
三歳・・・赤ちゃんから子どもになる日でございます。
(この日を境に髪を伸ばし結います、
そのため「髪置の儀」と申します。
そして新調した着物で氏神詣りを
いたします。)
五歳・・・昔の貴族社会での通過儀礼で
男児のみの祝いでございました。
(初めて袴をつけることから「着袴の儀」
と申しまして、更に高貴な方々は
碁盤の上に立つ儀式もございました。)
七歳・・・女児が腰紐から初めて
大人用の帯をつける日でございました。
(このとき限りで子供用帯を解かれることから「帯解」と申しました。)
また、昔は「七つ前は神の子」と
言われまして幼児はまだ神の世界のものだ
と考えられていたようでございます。
ですから七歳頃になってはじめて
「人間界の子」と認められ
地域によっては「子供組」に
加入していたそうでございます。
そして村全体で子供たちの成長を
見守っていたようでございます。
子供たちが安心して成長できるように
先ずは私たち大人が
肩の力を抜き
興味のあることを探求し
大いに笑い
自然に感謝し
ご縁に感謝し
よく寝ること、食べること、動くこと
色々な事を楽しむこと
をして参りたいと思っております。
本日もお読みいただきまして
ありがとうございました。
寒くなって参りましたので
引き続き、ご自愛下さいませ。