ずーっとずーっと放置していて、ごめんなさいメッセージくれた皆様ありがとうございますハート
色々ありました
色々へこみました

二人の東方神起復活とともに、私もまた始めようと思いますハートまたお暇な時でも遊びに来て下さい

でも私はそれ以上、ユノを見る事ができなかった
わからなかった
なぜ、こんな一般人の私なんかを
日本人の私を
出会ったばかりの私を

ユノは、どうしてそんなに優しく出来るの?

考えた、頭が痛くなるくらい、結局「友達が、待ってるので、さようなら」と、こんな言葉にしかならなかった
でも、すぐにユノが言った「ぼくが、韓国人だから?」
「え?」私は意外な言葉に戸惑った
遠くで智子が呼ぶ声が聞こえた
「行かなきゃ…」私は後ろを振り返った
「待って、りか!」ユノが少し声を大きく張った

「じゃあ、もし、次また会えたら、友達だね」とユノが笑った
「次、会えたら」
と私も笑った

綺麗なサヨウナラの言葉だと思った
日本に帰って、会えるなんて奇跡、起こる訳がない、本当に起こったら、何かの力が働いてる
でも
そんな事ありえないから

重たいキャリーケースを引きずり、智子を追った
少しだけ振り返った
もう、ロビーにユノの姿は見えなかった

と本気で思った



日本に帰ってきて、すぐにユノとの出来事をノートに書いた、姉の日記帳に

この出来事は姉へのプレゼントだと思ったから

三年間を1ページの空白にした

日記帳には東方神起の写真が貼っていた、ユノの顔を見て、どうしようもなく会いたくなった
でも手段は何もない、私も姉と同じように、手の届かない人を思い続けるんだ

不思議に今は、そんな恋が、すごく純粋でキレイで可愛いと思った

今まで辛くて開けなかった姉のバックを見た

涙が自然に溢れ出した
声が出るくらいに泣きながらバックの中身を出した

三年前の化粧品、鏡、鍵、いつも持ち歩いていた見慣れた携帯電話
そしてユノに毎週書いていたファンレター
いつも大きな封筒に同じ柄で統一して出していた

本人に届いてるかなんて、わからないけど
今なら姉の気持ちがわかる

この手紙を、どうしてもユノに届けたいと思った
内容はわからないけど
封筒から、姉が伝えたい気持ちが溢れていた

宛名を見た
「韓国…」
韓国の事務所、急いでパソコンを開く、間違いない、ユノの事務所
姉が私に伝えたかった事の様に感じて疑わなかった

この手紙を渡せたら、私は私の人生を、またスタートさせようと思った

何をやるにも、姉を意識していた3年間を
ただ、ダラダラと流れに乗って生きてきた3年間を

初めてレールから外れる

すぐに飛行機の手配をした
ユノが真っ直ぐに私を見つめた
バカみたいな質問、私は偶然出会えただけなのに
私はユノの事を知らなすぎた
どれだけ時間がなく、仕事に追われ、一人で活動しているのか

そんなユノに、私は簡単に出会い、簡単に好きになってしまったんだ

姉のように、大好きで大好きで仕方がなくて、会いたくて声を枯らして呼ぶ日々

私はそんな大事な大勢の気持ちを一気に背負った感じがした
そして、私は、それに押しつぶされると思った

逃げたいと思った

私は何かの間違いでユノと出会えただけ
姉のいたずら

私は何も言えず
ユノを置いて走った
部屋に戻らないと
早く早く早く

これ以上一緒にいたら、私はどうしようもなく、好きになる
そんな叶わない片思いは嫌だ

私は何も知らない

ユノと出会っていない

少し人が動き出したロビーに入り、後ろを一度も振り向かず、部屋へ戻った

ドアをしめて、服を脱いだ、澄んだ匂いが怖かった、裸になって鏡を見た「お姉ちゃん、辞めて」

お姉ちゃんが会いたいだけだ
私はユノを知らなかった
名前も性格も状況もなにもかも
お姉ちゃんは私に何をさせたいの?

「どうにもならないんだよ」
涙が溢れた

まだ、あの場所にユノがいる気がした

繋いだ手が、冷えていく
強く握った、感覚を早くなくしたい

私は動けなかった
智子からの電話で夢から覚めたと思った
チェックアウト
そして日本へ帰る

さっきまでいたロビーが違う世界に感じた
ほんの数時間前を思い出そうとすると、頭がぼんやりしていくのがわかった

「里香、早く行くよ!」
ヒールをコツコツならし、智子が先を行く
「待って!」重たいキャリーケースをひき、私は早歩きで後を行く

ここを出たら全て忘れる
日本に帰れば、また私の生活

ドアを開ける直前、後ろを少し振り返った

人で溢れ出したロビーの中
ユノが遠くで立っていた
サングラスをかけて
私が声を出す直前、ユノは口に人差し指をあてた

一瞬息ができなくて、頭がくらくらした
倒れてしまった方が楽なくらいに、つらい
ユノが少しづつ近づいてくる
私は焦って周りを見渡した
人の流れは忙しそうに、自分だけのスピードで生きている
私の今のスピードは、ユノと同じ

周りの音も景色も消えて、私にはユノしか見えなかった

「二度と会えないと決めたのは、りかです」

とユノが笑った
サングラス越しで見えない目が優しく感じた