天然コンビ腐妄想
苦手な方は読まないでください~~( ゚艸゚;)
どこからか漂ってくる、花の甘い香り。
「はぁ~、気持ちいい!」
俺は川辺に座って大きく伸びをする。
連日のドラマ撮影もあって、自然とあくびも出てくる。
今回の雑誌の撮影は河原で久々の5人ロケ。
絶好のロケ日和で、暖かくて。
河原のゴロゴロした石の感触。
都会の雑踏とは違って、空気も澄み渡ってる。
やっぱ俺、ロケ好きだわ。
「お疲れ~。昨日も撮影だったの?」
翔ちゃんが個人撮りに入り、暇を持て余したリーダーが俺の隣に座る。
一瞬にしてあくびが止まる。
「うん…花粉症だからさ、この時期の撮影はキツイよ」
俺は大袈裟に鼻をすすってみせる。
「注射してんでしょ?大変だよね」
リーダーがいつもより更に眉毛を下げながら、河原に石をポーンと投げた。
ちゃぽん、と音がして、そこから波紋が広がっていく。
同時に黒い影がささっと動く。
「あっ魚!はぁー、釣りしてぇなぁー」
「くふふ、リーダーは川じゃなくて海釣り派でしょ?」
リーダーがゴロンと寝転がる。
俺も続いて横になる。
「釣り、行けてないの?」
「うん…あ、でも今度、翔くんとシイラ釣りに行く約束したんだ」
未来の風景に想いを馳せているのか、すごく楽しそう。
「…そっか」
口実を奪われたような感じがして口ごもる。
たまには俺も、って言葉が喉につっかえたのは…
リーダーが、体を起こして撮影中の翔ちゃんを見る目が…とても優しくて。
俺は目をそらすように真っ青に澄んだ空を見つめる。
リーダーもまた寝転がって空を見つめる。
空を見ると、リーダーが浮かぶんだ。
…色のせいかな?
またちらっと横目でリーダーを見る。
手を伸ばせば届くところに、リーダーがいる。
花の香りに混じって、ほのかに香るリーダーの匂い。
でも、その距離は近くて、とてつもなく遠い。
…この青空のように。
「気持ちいいねー…」
「うん…」
なんてことない会話。
「相葉ちゃんといるとなんか眠くなるよ」
「えーっ、つまんないってこと?」
「違うよ、落ち着くんだよ…」
「ひゃは、何それ。リーダーはいつでも眠いんでしょ」
嬉しくてリーダーを見ると、もうすぅすぅ寝息を立てていて。
しばらくその寝姿を見つめた後、また真っ青な空を見上げる。
リーダーとの、このゆるい時間が好き。
青空が、好き。
「相葉くーん、次、相葉くんの番!」
翔ちゃんが大声で叫ぶから、思わずシーッて口元に人差し指を当てる。
俺はそーっとリーダーから離れる。
…この距離は縮まらなくていい。
少しでも長くこうしていられれば。
撮影を終えると翔ちゃんが近付いてきた。
「相葉くん、今夜空いてる?…」
翔ちゃん…早く気付いてあげて。
●終わり?●
どうしたワシ!(笑)
手を出さないパターンとか!
でもやっぱりモヤッとEND 壁 |д・)
