夕方18:00以降の冷え込みはハンパありません!
ここ数日、毎日東京ドイツ村のイルミネーション会場入り口にて
ひたすら花販売をする日々。
そこは訪れる人々にとって夢の世界そのもの。
微笑ましい家族や、憎たらしいカップル達(笑)、仲睦まじい老夫婦など。
その全ての人達が暗闇にキラめくイルミの前では笑顔になる。
千葉の小高い山の中にあるこの場所は、日が沈むとかなりの寒さなのだが
それすら忘れさせるかの様なハシャギっぷり。
連日一人っきりでの販売で、トイレすら行けないので
若手を連れて少しでも寂しさを紛らわそうとしたが
むしろ寒くなる一方。一人のが良かった。
ワムの「ラスト・クリスマス」が流れ出すとドライアイスを含んだシャボン玉が
真っ暗な星空に天高く舞って行く。これが結構幻想的。
そのシャボン玉を掴もうと走り回り、飛び跳ねる子供達。
その姿を笑顔で見守る素敵な家族。
かなりの人混みの中、勝手に2人の世界に浸る憎きカップル達。
全員が空を見上げる中、足元に並べた花を「どうぞ、ご覧下さ~い!」と
涙声で販売する自分。悲し過ぎる。
しかもその場所(花販売してる)の頭上には、こんなイルミが。
お客が大声で叫ぶとそれに反応して言葉が点滅するイルミネーション。
だもんだから、子供たちが自分の名前を出したくて
一斉に大声で叫びだす!もの凄い声の数!
聞き取るコイツも容易じゃない(笑)
それでも一生懸命反応する。
一応確認。合って無ければ子供達はさらに大声でシャウト!
その間、当然我らの「いらっしゃいませ~」の声は完全に掻き消されるのは言うもでも無い。
思わず表に出て「花を買ってけぇ~!」と叫んで表記してもらおうと思ったが
この日の来場者1万8000人から大ヒンシュクを買いそうなので仕方なく泣き寝入り。
今日はクリスマス・イブ。
幸せそうなカップル達をイヤという位、見る事になるであろう。
停電が無い限り。
ホワイト餃子食いてぇ。