11月25日に大阪心斎橋のすき焼き「北むら」にいってきました。
ここは129年の歴史あるすき焼き専門店です。
また、日本の篆刻界では有名な北村春歩の印があるのです。
北村春歩(1889-1960)はすき焼き北むらの二代目として生まれ、
印譜の蒐集は日本244種、中国222種に及び、
また戦前から日本の篆刻界後進への指導に尽力されました。
しかし、大阪空襲により北むらを焼失してしまうが、家財道具よりも先に印譜は疎開させておいたので助かったとのことで、
印譜に対する愛着の念が推し量られます。
ところが戦後「北むら」を再興するため、印譜を全て売却されたそうです。
現在、「北むら」には52顆の印があり、それを全て捺して印譜を作りたいとの希望者があり、10名が出かけてきました。
予定では午後四時から六時まで印を押しその後すき焼きを堪能するつもりでしたが、七時半まで捺し続けましたが、まだ完了せずに、とりあえずすき焼きを頂いて、その後また少し捺し残しを完成させました。
これから製本と製帙をするのです。


