「わたしは人が死ぬ瞬間を見てみたい」 (『少女』より) | はっむはむにしてやんよ (`・ω・)=つ≡つ

「わたしは人が死ぬ瞬間を見てみたい」 (『少女』より)

『少女』

           (早川書房 / 湊 かなえ著 )

読了日:2009/02/07


早川書房のメールマガジンで紹介されていて、そこで読んだあらすじに

惹かれて購入した本 本



以下があらすじ↓

高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。

彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。

その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ

――「人が死ぬ瞬間を見たい」。

由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、

敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。

少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、

複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?



著者のベストセラーとなった「告白」を読んでなかったので、どんなテイストの

本なのかというのが分からない状態で読んだのだが……

これはミステリーになるのかなぁ?

ケータイ小説ではないし……青春モノ?

面白ければいいや的な考え方してるんで、ジャンルの区切りってのを

あんま考えたこともないのよねあせる

とりあえず、ラノベが得意な人はスラスラ読めるんじゃないかな 音譜


最初から最後までの構成はうまくできていると感心した

いろんな伏線が終わりに近づくにつれて一気に回収されたり、

予想してなかった展開になったりと一気に読み進められた

…ケド、読後のこのモヤモヤした感じをどう表現したらいいものか

とりあえず爽やかなよくあるハッピーエンドではなく

ドロドロした感じというか…あんま後味はよくない感じ


「登場人物の全員が救われるわけではない」

「人間の心の闇」

みたいな話が苦手な人にはオススメできないかも ○| ̄|_



でも、いろんな人に読んで欲しい1冊だとは思う




少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)/湊 かなえ

¥1,470
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