兄が脳腫瘍になってもう何年になるのだろう
一命はとりとめたものの、左半身の機 能を失った
今は杖をつきながら歩いている
もう何年も闘病生活を送っており、その後安定していたが、
最近になって立ちくらみが多くなってきた
医者は原因がわからないという
心配でならない
今日うんちしてる時、
杖を右手に持ち、右に重心を寄せ傾いて立っている兄の姿が不意に頭によぎり、
なんだか涙しそうになった
傾いて立つ兄の眼差しはいつも優しく、
ひょこたんひょこたん歩くその姿は34歳ながらとても愛くるしい
いつまでも元気でいてほしい、そう思うとなぜか涙が出てきたのだ
オレは兄がとても好きなんだろう