長野県・岐阜県 温泉旅25から続く
6月中旬の平日 中部地方を旅行しました
高野山真言宗 瑞暁山 弘峰寺 (岩戸弘法)
美濃四国八十八所 第十六番札所
金華山南麓の岩窟の中に建てられています
本堂の中もお参り出来るとの事でしたので
インターフォンを押すと御住職が案内して下さいました
巌窟の中は少しヒンヤリしていますが(外は30℃あったかも)
冷房を点けて下さいました
御住職から
「良かったら焙烙灸をいかがですか」とお話を頂きました
焙烙灸は天柱にある百会にお灸をすえる健康祈願で
御住職がいらっしゃる時のみにやって頂けるとの事
少し深さのあるお皿を裏返した様な焙烙の上にお灸が燃やされます
焙烙は不安定なので両手で支え
お灸が熱くなったら頭から離して(持ち上げて)良いとの事
焙烙灸の間、お経を読んで下さいました
とっても重厚な声で染み入る様な素敵なお経でした
お経の後は御住職が永平寺での修行時のお話をして下さいました
凄く有難いお話で「そう在るべきだな」と うっとりと聞いていたのですが
・・・焙烙を持つ腕が限界ですっ
首から上も爆汗ですっ
もぉーダメかも・・と思った頃、お灸が燃え尽きました(ほっ)
夫も同じく、腕がプルプル、首から上が爆汗たったと
夫「あの時は住職の話が入ってこないぐらい腕が限界だった」
私「あれぞ正しく、お灸を据えられる、だね」
初老夫婦は忘れた頃に筋肉痛になりました
長野県・岐阜県 温泉旅27へ続く