エチュード 続編。


まず、神社やそこにまつわる伝説、神道についての知識の豊富さに驚く。

確かに、神社には、何か言葉にできない厳かな空気を感じる。それを視覚化できたら素晴らしいだろうなあ…。


余談だが、自身の住んでいる地区では、祭事が多く、葬儀なども神式で行うのだ。神主さんも日常的に見ているせいか、今回の巫女さんや神社にまつわる話は、とても興味が湧いた。



相変わらずのパピヨンの姿を借りた神様と、大学一年生の美綾のコンビだが、今回は、終盤にきて、ハラハラした。「神」が姿を借りているパピヨンの「モノクロ」さん。連れ去られた時には、どうしよう⁉︎と焦ってしまったが、とりあえず、美綾の元に帰ってきて、ホントによかった。


「異能」とか「式」などというと言葉を聞くと、ついあの話を思い出してしまうけれど…。



昔はきっと、もっと「神様」と人間の距離が近くて、今とはその扱い方も大きく変わったのだろうな。



今回は、なんだか得体の知れない飛葉という人物が登場して、なんとも物騒な事件に巻き込まれてしまうけれど、この人物が今後も何かとチョッカイをだしてくるような…予感がする…。


ファンタジーではあるのだけれど、歴史や信仰についての確かな知識が下敷きになっているので、設定が突飛ではあっても、不思議なほど違和感がなく、その世界に入っていける。


今後も目が離せない展開が待っていそうだが、モノクロさん(神が姿を借りているパピヨンの名前)と美綾との関係性がどうなってゆくのか、神様は無事に人間になれるのか、気になるところが満載だ。


このちょっと変な言葉違いをする神様と喋ることができたら、さぞ楽しいだろうな…。


余談だが、美綾の従兄弟の家庭教師となった弓月さんの母校B大…。たぶん、あそこだ!…と。お祖母様も面白い方だ。



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いよいよ決勝かぁ…🇦🇷VS🇫🇷