がん細胞の病理検査の結果

未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)アルクという遺伝子に異常がある

非扁平上皮小細胞がんと診断された。

ALK遺伝子転座を認める腺がんである。


そして治療は

体の中でがんが広がっているので薬物療法が適切であると。


ALK遺伝子転座を認める非小細胞がんの治療は

分子標的治療薬は

クリゾチニブ(ザーコリ®︎)

セリチニブ(ジカディア®︎)

アレクチニブ(アレセンサ®︎)

ロルラチニブ(ローブレナ®︎)

ブリグチニブ(アルンブリグ®︎)

という薬がある。


そして臨床試験に参加することに同意したので

ブリグチニブ単剤 A群

ブリグチニブ+化学療法併用 B群

どちらかにランダムで振り分けられて治療を受けることになった。


標準治療のA群

より効果が高いと思われるB群


どちらに振り分けられるか少し不安だった。


A群よりB群の方が治療効果が高かったという

結果が出るのを期待しての

臨床試験だから


より効果の高い治療を受けたいと思う反面

化学療法の副作用

吐き気とか骨髄抑制とかが嫌だなと思ったり…。


で、

振り分けられたのはA群

標準治療の単剤のみの方になった


私はホッとしたけど

夫は残念そうだったわ


大丈夫標準治療で十分効果が出てるから


二人でそう言い聞かせながら

アルンブリグの内服が始まった。