久々のブログ。

堅くまじめなこと書きます。



3年前にミニチュアダックスを2匹飼っていたのですが。。。


2番目の子どもが産まれそのこかとんでもないほどの動物アレルギー


生後間もないちいさな赤ちゃんの顔や全身は発疹してブツブツ。

そのブツブツから膿みは出るわ、泣き叫ぶわで病院に検査にいくと

「動物アレルギーですね」と。。。。


しかも、いまはアトピーのような発疹で済んでいるが、喘息の兆候もみられ

このままでは危ない可能性があると、なんとか犬を預かってもらえる環境に

しなさいといわれ、


泣く泣く、とある愛護団体に打診。


里親の仲介を依頼した。


紹介された人は気さくな女性でお金もちっぽそうだったんですが


ミニチュアはいらないと言われ、その人に良い人がいるといわれ


老人の男性を紹介された。



そして何度かお会いし、お試しに預け信用にたると思い


預けることとなった。



さらに、2~3年後子どものアレルギーの状態が良くなれば


いつでも引き取りにきてよいとの約束の下に。。。



それから、何日、何週間、数ヶ月


最初のうちは心配で様子も見に行った。


しかし、なかなか会うとうれしそうに飛びついてくる2匹の子どもたちに


会うことも辛くなっていき、子どもの育児にも負われてだんだんと様子も


観に行くこともなくなって行きました。



でも決して忘れたこともなく、いつでも帰ってきていいようにゲージや

飼育セットは大切に保管して。



そしてつい先日、ふと気になってその里親さんに久しぶりにTEL連絡を

してみると・・・・・


繋がらない。使用されていない。?????


仕事が終わって直接ご自宅を訪ねてみると、すでに引越しをされている。



わけが分からなくなって、仲介をしてくれたお金持ちそうな女性の方に連絡を取ってみる。



コチラも繋がらない。自宅にも行って見る。引越ししていていない。

以前、頂いていた名刺を頼りに会社にかけてみるともう既に会社自体が存在しない。



どうしよう。。。



里親探しを依頼した愛護団体にもかけてみる。


もう分らないと言われる。可能性は保健所や他の愛護団体等で届けや

登録されていれば・・・・尋ねてみてくださいと言われ●投げ。

所詮ボランティア。仲介した責任は取らないようだ。



一瞬いやな感覚に襲われる。



警察に連絡してみるとまったく打ち合ってもくれない。

「だって預けたんでしょ???盗難事件としても扱えないし、だって犬だしねぇ?」


ひどい言葉。「では安否だけでも確認したいのでコチラの情報を開示しますからその男性の

所在だけでも確認していただくことは無理ですか???」無言。


ではどうしたらよいんでしょう?と尋ねてもアドバイスすらくれない。


「がんばって」と薄ら笑い口調に言われかなり激怒。


(こっちは他の事件でいそがシーンだよ。犬のことでいちいち掛けてくんなってこと???)



自分が一番悪いのは分ってるんだが、市民が本当に困ったときに


警察が何にもしてくれない現実を目の当たりにする。



深夜になってとりあえずにっちもさっちもいかず2日目の朝を迎える。




次の日、仕事の合間に、不動産の経験を活かし、

男性の住んでいた物件の登記簿謄本を取りに法務局へ。

謄本をGETし、管理(大家)の連絡先を突き止め電話。



やはり個人情報なのでお教えできないと言われ、、、

突っ返される。


ちょっとでもいいから情報が欲しくて、最悪のケースを考え

保健所に掛けてみると、そんな情報やデータは一切取っていませんと。


そして動物管理センターを紹介される。

保護された犬であればここで管理されるらしい。


問い合わせてみると、そんなもの見つけられない。無理でしょうね???

よろしいですか???と言われる。

なにがよろしいんだ?!



警察も、愛護団体も、大家も、お役所も、誰も協力してくれない。



再度男性宅の近隣住民に聞き込んでみる。

やはりみんな知らない。それもそうだよね。

こんな孤独社会でご近所さんともお付き合いの薄い次代に、

お隣が仲良くなければどこに引っ越そうと関係ないもんね。


それでも仕事が終わってからまた近隣の公園などを探し回ってみる。

浮浪者だろうがおかまいなしに。。。


やっとある一人の浮浪者が情報を知っていた。

自分の情報と合致する。

たぶん間違いない。やっとたどり着いた一縷の望みに掛けて

張り込むことにした。


深夜二時に出没するというその公園に張り込み。

こない。真っ暗で人っ子一人いないただっぴろい公園を汗だくで

名前を呼びながら探し回る。

でもいない。


諦めて帰る。

もしかすると昼の2時の聞き間違い???

では昼に掛けてみる。


それが、現時点までの出来事。



ただ、本当に命に対して責任をおろそかにした自分の落ち度。甘さ。

本当に家族として一緒に生きていく中でたとえ離れてても

連絡を切らした自分の冷酷さ。馬鹿だ。命を軽く見すぎていた結果。

本当に本当に、大事なものは無くなってから気づくというけど。

後悔。自己嫌悪。ごめんなさい。


だからこそ、今の現状をこれからペットを飼おうと思っている人たちに伝えたい。

自分とおんなじ気持ちでペットを飼育しようとしている人たちがいるかは

分りませんが。もしもいるならば、考えて。

生き物を飼うっていうこと。命を預かるということ。

並大抵の覚悟じゃだめってこと。


そして、今回思い知った

現状存在している愛護団体・役所・保健所などに隠れているデメリット。問題点。

普及活動では伝えられない、利用上の注意。

預ける・受け入れる側の認識のずれ。


少しでもこの話にあっ!って思ってくれる人がいるのであれば、、、


周りに似た状況になりえそうな人がいるならば、この話を知って欲しい。

同じ状況に、同じ思いにならないでと思う。



長文すいません。


悪いのはすべて自分。。。。


待ってって!必ず!