近藤勇(こんどういさみ 1834-1868)

「こ」の姓の典型的ケース。

ともかく、いろんな人と訳隔てなく付き合う性格で、いつの間にか「新撰組」の局長に就任。

礼儀正しい人間で、恩義など忘れたりはしないのだけれども、狼藉が目に余る芹沢鴨を、恩義があるといえども暗殺してしまう。モラリストであるが故。

自分のモラル(武士として徳川将軍様の為に働く)を貫いて、時世に流されず最後まで戦う。

しかし、突然、すっと持続力が消えて、投降してしまい、処刑される。

「こ」姓ならではの生き方を貫いた方だと思われます。