昨年の猛暑を、高温障害で葉っぱを白くしながら、

這う這うの体で乗り越えてくれたゼラニウム「カリオペ ダークレッド」。

 

秋口に付けた蕾を咲かせたく、夜間の最低気温が5℃を下回るころから

夜だけ部屋に取り込んでおります。

 

そんな1月中旬の様子がこちら。

うん、ぱっと見5月。

この画像、画角がずるくって、本当は横長プランターに植わっているのです。

 

横から見ると、こう↓。

それでも冬でゆっくり成長しているせいか、花茎が立ってくれています。

(カリオペはアイビーゼラニウムの血も引いているようで、這性傾向)

 

一つの花も5cmくらいあり

 

花房の大きさも10cmはあろうかという

まさに「ゼラニウムの女王」。

 

蕾の凶悪さもカリオペの美点の一つ。

圧倒的なボリューム。

 

秋に小さな苗を購入した「スーパーゼラニウム チャンピオン オランジュ」も

蕾を咲かせたくて、夜間取り込みチームに。

2番目の花が咲いてきました。

(カリオペ ダークレットとはまた違う華やかさ)

 

マーガレットを咲かせながらの越冬をしようとしている関係上、

どうしても毎日の夜間取り込みは必要です。

 

ついでにゼラニウムも(3鉢だけ)取り込んでいる感じですが、

夜だけのケアでもだいぶ成長が違うような気がします。

 

温暖化で夏の暑さからの回復に時間がかかる近年、

冬季の夜間取り込みで開花期を伸ばす、という回避策もあるのかな、と

思う次第です。

 

(温暖化に寒さ対策で回避って、なんだか不思議な気もしなくもない)