時間割という概念の必要性:流される人生から「自ら選ぶ人生」へ
私たちは子供の頃、当たり前のように「時間割」に従って生きてきました。
朝の8時半にチャイムが鳴れば国語が始まり、次は算数、そして休み時間。当時は縛られていると感じることもありましたが、大人になって自由を手にした今、改めてその「時間割」という概念の重要性に気づかされます。
なぜ今、大人にこそ時間割が必要なのでしょうか。その理由と、挫折しないための具体的な作り方について考えてみたいと思います。
「自由」という名の「流される時間」
多くの人が「今日はこれをやろう」と思っていても、気づけばスマホを眺めたり、急に入ってきた連絡に対応したりしているうちに一日が終わってしまいます。
時間割という明確な指針がないと、人間はどうしても周囲の環境や他人の都合、あるいはその時の気分といった「自分以外の力」に流されてしまいます。これは、自分ではない時間を過ごしているのと同じことです。
自分の人生を自分の手に取り戻すためには、学校に作ってもらうのではなく、自ら時間割を設計することが不可欠なのです。
なぜ自分で時間割を作るのは難しいのか
しかし、いざ自分でスケジュールを立てようと思っても、なかなか上手くいきません。
「どの科目をどれくらいやるべきか?」「どの時間帯に何を配置するのが正解か?」と考え始めると、答えが出ずに堂々巡りになってしまうからです。
これには明確な理由があります。私たちはこれまで、時間割は誰かが与えてくれるものという環境で育ってきたからです。ゼロから自分で自分を律するための枠組みを作る経験が圧倒的に不足しているのです。
この壁を乗り越えるためには、精神論ではなく仕組みで解決する必要があります。
自分の「現在地」をすべて書き出す
時間割を作るための第一歩は、計画を立てることではありません。まずは今やるべきことをすべてピックアップして可視化することです。
私たちの頭の容量には限界があります。頭の中だけで整理しようとしても、不安や焦りが混ざり合い、客観的な判断ができなくなります。
今抱えているタスクや、やりたいと思っていることをすべて紙やアプリに書き出してみてください。書き出すことで初めて何があるのかが明確になり、脳のメモリに余裕が生まれます。
優先順位は「自分の成長」で決める
すべてを書き出したら、次は優先順位をつけます。ここで迷った時の基準は、自分が最も成長できることは何かに置くべきです。
私自身、この方法を理解していなかった頃は、ただ目の前にある楽なことや、急ぎだけど重要ではないことばかりに時間を使っていました。
その結果、一日の終わりには疲れているのに、本来の目標には一歩も近づいていないという、空虚な日々を過ごしていました。
しかし、やるべきことが明確になったことで、それを中心に時間を使うことができ、当たり前ですが物事が進み始めました。自分の成長を実感できるようになったのです。
やるべきことに時間を使えば、物事は確実に前に進みます。
挫折しないための「15分ルール」とテクニック
時間割を作る際、最も陥りやすい罠が欲を出しすぎることです。
「よし、今日から毎日2時間ぶっ通しで集中するぞ!」
と意気込んでも、人間の集中力はそう長くは続きません。慣れないことを長時間続けようとすると、脳が拒絶反応を起こし、三日坊主で終わるのが関の山です。
そこでおすすめしたいのが、まずは15分だけやるというルールです。
15分という時間は、心理的なハードルが非常に低いです。15分だけなら、どんなに忙しくても、どんなにやる気がなくてもできると思えるはずです。この短い時間割を、一日のあらゆる場面の隙間に埋め込んでみてください。
このとき、15分のポモドーロテクニックを使うと便利です。ポモドーロテクニックとは、短時間の集中と短い休憩を繰り返す時間管理術のことです。
YouTubeにもそれ専用の動画(タイマーやBGM付きのもの)がたくさん公開されているので、それらを使ってリズムを作ることをおすすめします。
朝起きてすぐの15分、移動中の15分、寝る前の15分。この短い単位を動画などの助けも借りながら確実に実行していくことで、計画通りに進んでいるという実感が得られます。
このできたという感覚こそが、継続するための最大のエネルギーになります。
結論:時間割が人生を変える
時間割という概念を自分に取り入れることは、単に効率を上げることではありません。それは、自分の人生の主導権を自分でもつという宣言でもあります。
自分で時間割をつくり、それを実行する習慣が身につけば、人生の密度は劇的に変わります。大きな変化であっても、それは結局、日々の15分という小さな時間割の積み重ねの先にしかないからです。
まずは今日、たった一つの15分の枠を自分のために作ってみませんか?その一歩が、あなたを望む未来へと確実に連れて行ってくれるはずです。
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