「新しいことを始めても、いつも三日坊主で終わってしまう。自分はなんて意志が弱いんだろう……」と悩んだりしますよね?
わたしも挫折してはそういう自分を嘆いていました。ちなみに昨日もそういうシチュエーションがありました(涙)
しかし、続けられないのは「人間として当たり前」のことなんですね。意志の力で続けようとするから失敗するんです。
必要なのは意思ではなく「環境」です。
あの一流アスリート、本田圭佑さんも「環境」の重要性を説いています。
そもそも、人間は「サボる生き物」
そもそも人間の脳は本能的に「変化」を嫌い、「現状維持」を好む「ホメオスタシス」というシステムが組み込まれているんですね。
だからウィルパワー(意志の力)を使おうとしても、ホメオスタシスに負けてしまうわけです。
そして意志力とは消耗品です。
意志力は朝起きてから何かしら行動することで徐々に減っていくわけです。だから仕事や家事で意志力を消耗した後に「何かをする!」「何かを我慢する!」といったことには無理があるんですね。
ゆえに 「続けられない自分」を責める必要はないんです。それよりも、「自分は弱い存在である」と認めることが大事なんですね。
本田圭佑が語る「環境」の哲学
元サッカー日本代表の本田圭佑さんが下記のように述べています。
「環境にこだわってほしい。自分が成長できる環境に身を置くことが、一番の近道だ」
「僕は意志が弱い。だから、やらざるを得ない環境を作る」
世界で活躍する本田さんですら、自分の意志を弱いものだと断言しています。
だからこそ本田さんは「自分が逃げられない場所」へあえて身を置くことで、強制的に自分を動かしてきたわけです。
具体的な「環境づくり」の3ステップ
続けるために意志力を頼ってはいけません。ここでは意志力に頼らない環境の整え方を紹介します。
物理的環境を整える
例)
- ジムの服を着て寝る
- 勉強机にスマホを持ち込まない
- 誘惑が少ない道で帰る
我慢したり、行動するためには、そうしなきゃいけないようにすることが大事です。
朝にジムに行きたいなら朝に着替える面倒をなくしておけば、行くのが容易になりますし、勉強する場所にスマホを持ち込まなければ勉強しかする事はないでしょう。
また禁酒や節約をしたいなら、飲み屋やコンビニがない道を通ることで浪費を防ぐことになります。
宣言して退路を断つ
例)
- SNSで進捗を毎日発信する
- 家族と約束する
誰かに言ってしまえばやるしかなくなります。できれば応援してくれる人に宣言しましょう。
あまり関心を持ってくれない人に宣言してもあまり意味がありません(汗)
「どう?頑張ってる?」と聞いてくれる人がいれば百人力ですね。
ハードルを思いっ切り下げる
例)毎日100回スクワットではなく、毎日1回スクワットから始める。
新しい習慣を始める際、陥りがちなのが大きなことをやろうとすることです。
ハッキリいってそれは無理です。そんな意志力を人間は持ち合わしていません。
「でもやっている人いるよ」とあなたは思うかもしれませんが、そういう人は必ず小さなことから繰り返して大きくしてきただけです。
だから、当たり前にできることから始める。大事なことは続けることですから。
【最後に】わたしもできているものがある
継続のコツは「やる気」を出すことではなく、「やる気に関係なく動ける仕組み」を作ることです。
わたしもその仕組みを利用してできているものがあります。
- 朝に気持ちがいいヨガをすると決めて早起きができるようになった。
- 筋トレは1分間しかしないと決めて毎日継続できている。
- 勉強や自分仕事をする際はバッハを聴くと決めて、バッハの曲をかけると勝手に作業を始めることができている。
これらは本当にやり始めればできることです。要するに自分が一番できる形を見つけることが大事なんですね。
しかしわたしにとって大きな問題が一つ残っています。それは禁酒です(汗)
電車で通勤している以上、必ず、飲み屋やコンビニが帰り道に存在します。しかも避けようにも駅の中に何個もコンビニがあったりするのでどうしても酒を購入してしまっています(涙)
ゆえにいかにして買わない環境を作れるかどうかが問題!家には酒を置いていないので家に駆け込むことができればいいんですが、それができないでいます。
これについては今いろいろ試して実験中。
結果が出たらまた報告したいと思います(笑)
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