「小さな弱点の克服をこつこつと積み重ねていくことが、驚異的な熟練の境地に至る道なのだ。」
昨日も紹介した「Grit」からの一文。
一見、熟練の境地に至るには、自分の長所を伸ばすことに注力すべきのように思う。
しかし、長所の中にも弱点はある。だから、その弱点を克服することで、できることが増え、多くの人を助けることにつながる。
また、弱点を克服する方が「やったー！」という気分になれるのが大きい。そして、今まで弱点だったと思っていたことをやってみると意外と楽しいということに気付いたりする。
自分の場合、それは掃除だった。今までは食べたらそのまま、ゴミも放りっぱなしという性格で、嫁さんに大きな負担を与えていた（汗）
しかし、嫁の入院をキッカケに掃除を試みてみると、気分もスッキリして気持ちいいことに気付いた。
それからというもの、断捨離並みの勢いでものを片付け始め、自分の周りがスッキリし、心も落ち着けるようになった。
そして、「掃除業って仕事も悪くないな」なんてことも考えるようになった（笑）
このように自分が苦手、弱点と思っている。いや、思い込んでいることに、新たな自分の発見があったりするのかもしれない。
そしてそこにこそ、自分のライフワークが隠れているのかもしれないと感じた。
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