これまでのあらすじ

2023年9月、長男高校3年生時点での話。

中学受験模試最下位から中学受験合格、高校進級危機を乗り越え、高校2年生1学期期末試験から一転して英語、世界史Bで学年上位に躍り出る。

難関大学HB大学を目指すことになり、HB対策の塾(以下、HB塾)に通うことになった。

校外模試は、高校2年生の時に最初に受けた模試の偏差値38.9、それ以降の模試は偏差値が40台と、偏差値が伸びず、志望校の判定は全てE判定だった。

高校3年生になって以来、河合塾第1回共通テスト模試で初めて偏差値50を超えて、E以外の判定がMARCHの中のある大学ででたが、それ以外の模試の偏差値が伸び悩む。

高校最後の夏休み、受験生としての夏休みが終わった。

HB塾の夏期講習や外部模試が終わり、長男は志望校の合格可能性の現実が見えて、自信を失っていた。

9月の勉強

夏休みが終わった時の模試の会場で、受験生たちは以下の参考書を持っていたので欲しいと長男に言われて、購入した。

この本は直前期までやっていた。

 

 

あと、2学期からHB塾の英語の講座を追加した。

スケジュールはタイトになった。


週2回HB塾、週1回地元の塾、9月には駿台ベネッセ第1回共通テスト模試がある。

ここに、 英語外部検定試験。

英検だけでない。

HB大学の英語外部検定試験利用方式では英検は使えない。TOEFL IBT又はIELTSのスコアが必要だ。

キャンペーンをしていたので、TOEFL IBTを9月に受けることにした。

英検は第2回従来型で2級を受けることにした。


夏の模試の結果が出た。

駿台+atama第2回共通テスト模試は、前回から伸びず、偏差値は30代だった。

また、河合塾第2回全統共通テスト模試は、偏差値は49と、僅かに偏差値50(平均値)には届かなかった。

多くの大学の合格可能性はE判定だった。

当然、HB大学や前回D判定が出たMARCHのある大学・学部も含まれる。


学校の様子

長男の学校の推薦入試組の生徒にとって、高3の9月は大きな節目である。


校内での指定校推薦会議が行われるからだ。

ほぼ、この会議で推薦入試の合否が決まる。

大学に面接などの入試はあるが、それで不合格になることはほぼない。


長男の身の回りは、推薦入試で合格を確実にした生徒が続出する。


1回目の会議で志望校にいけなかった生徒は、第2回の会議でほぼどこかの大学に推薦された。


推薦入試が駄目だったから一般入試に回る生徒は、少なくとも長男の身の周りにはいなかったよう。 


一方、9月には最後の文化祭がある。

長男は、再び仮面作りに取りかかった。



9月の勉強時間

学校や塾では勉強していた様子はあるものの、家では文化祭での仮装に使う仮面作りに励んでいたために、1から2時間やっていたかどうかだ。

この時期の長男は自信を失っていた。

勉強から回避していたようだ。


現役受験生にとって、1日中勉強出来た夏休みから生活パターンがかわるので、勉強ペースは乱れてしまうようだ。


そんな中、長男を悲劇が襲った。

インフルエンザB型に感染したのだ。

文化祭には出られなかったし、療養中の勉強時間は0だ。


しかし、様々な試験はそんな長男を待ってくれるはずはない。


英検従来型の試験の日は目前だ。