新年明けましておめでとうございます。
寄託部部長、改め、一般社団法人ゲーム寄贈協会 代表理事の松田です。
まずはゲーム図書館未満から始めることにしました。
直近の目標地点は、
『一般社団法人立』のゲーム図書館を設立することです。
来週のゲームアーカイブ推進連絡協議会カンファレンスでもお話する予定ですが、
一般社団法人立の図書館は、(i)図書館機能をちゃんと備えて、(ii)司書等を配置すれば、著作権法31条1項が使えるタイプ2になります。
(タイプ1、タイプ2などの分類は、半年ぐらい前に書いた、下記のブログエントリをご参照ください)
【タイプ1】
【タイプ2】
うかつなことですが、一般社団法人ゲーム寄贈協会を昨年11月に設立した「後」に、気付きました。
(これ、うちで図書館作れば、6号指定とか受けなくても既にタイプ2じゃないか……)と。
ほんとにうかつですね……。
寄贈をパワーアップすることばかり考えてたんですよね。
ゲーム寄贈協会は、既にメンバーが5人まで増えているのですが、
「まずは図書館作りから!」という意見がメンバーから出まして、
目下、図書館の設立場所探しをしています。
2023/1/5から場所探しをスタートし、現時点で9つの自治体に相談したのですが、
なかなかどうして、そう簡単には行かないものです。
安西先生の「あきらめたらそこで(以下略)」というお言葉を何度も反芻し、あちこちに相談し続けていたのですが、
今日のこちらのイベント、
アナログゲームミュージアムの草場さんのご講演を拝聴して、腹が決まりまして、
「これ、場所がどうこう言う前に始めた方が良い」と思いました。
当協会は、実働の経験が浅いんですよね。
「寄贈協会メンバー5名のうち、弁護士や弁理士が3名」という構成比率ですので、法律とかの方から思考が入ってしまうわけですが、実働をやってみないと分からない事っていっぱいあると思います。
なので、図書館未満の図書室から、つまりゼロから初めて、
手を動かしつつ、いろいろ考えながら、
「一般社団法人立のゲーム図書館」まで具現化して行こうと思います。
ということで、
たくさんハードルが待っていたり、他の団体と比べスタートが10年以上遅かったり……と諸々弱い所もありますが、がんばって諸先輩方についていきますので、どうかご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願い致します。
図書館設置場所に関する情報提供もお待ちしています!!
今日もありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。
松田拝