1R、警戒していたパンチをもらってしまった。
だが、井上王者は落ち着いて8カウントまで休んでいた。
これには驚いた。
WBC/WBOバンタム級統一戦にて、
長谷川穂積が、モンティエルにダウンさせられた4R、
しっかり8カウントまで休んで再開していれば、
4R終了のゴングが鳴り、1分間のインターバルが待っていたのに..
と思い出した。
2R、すぐにダウンを取り返したのはさすがだ。
これで大観衆に対し王者としての面目躍如、冷静に戦えるだろう。
そこからは井上劇場だった。
モンスターは、同じパンチを2度はもらわない。
フットワーク、パンチングスピード、ディフェンス、
素晴らしい。
それでもネリは前進し、よく耐えていたけど、
最期はパンチで飛ばされて、
ロープに頭をぶつけてのダウン..、終わった。
今回も試合後の顔がキレイな井上王者。
次はグッドマンか。
どこに勝ち目があるというのか..。
よいボクサーだが、突出した武器がない。
これに勝って、12月にサウジアラビアでアフマダリエフ戦だろうか。
これにも勝つと、SB級では相手がいない?!
バンタム級から中谷が上げてくれば、
この試合は、『劇場』になる可能性を感じる。
ただいまのBGM『Def Leppard/Diamond Star Halos』