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私は今年の4月まで
2兆円の売上高のある食品卸企業に
総合職として勤めてたんです。
コロナで世の中が大きく変わった
とはいえですね・・・
75兆円の食品業界は安定産業の鏡。
古い慣習の業界だけど、
このまま定年まで
ギリギリ安泰かもな・・・
そんな打算もバッチリありました
でもですね、
気づいたら
フラワーアーティストとして
花で起業してました
自分で自分にびっくりですよ
大丈夫か?
どうかしちゃったのか?
と。
それほど
花には
生花には
私を強く駆り立てるものが
あったんです!!!
駆り立てるものは
生き物としての自分の感覚を
思い出させる力
「覚醒させる力」
衝撃だったんですよ
私は福島の生まれで
18歳まで福島で過ごしたんですけど
雪化粧した吾妻連峰の眺めや
春の満開の桜
夏の葉桜
山や森の紅葉
真冬の深雪
はっきりと輝く星空が
当たり前のように
日常の風景にあったんですね
建物や人の数よりも圧倒的に
自然のスペースの方が大きい環境でした
ちょっとイタい人かもですけど
落ち葉が風に舞う様子をみて
落ち葉がダンスしてるみたいで
1人で落ち葉と会話しちゃうような
そんなことが日常でした
自然に抱きしめられて
私はちょこんと生きていたんです。
1日の心身の疲れがあっても
無意識の内に
自然が回復してくれていたんだと。
副交感神経がちゃんと伸び伸びする
環境があった。
それが
大人になってからは
コンクリートジャングルと
人混みの中で
パソコン、携帯、スマホ片手に
仕事や恋愛、人間関係などに
対応し続ける
無意識的に自分にムチを打って
自分を適応させながら
きていたんですね。
交感神経がず〜っと続く感じです。
でも
パリスタイルフラワーレッスンで
大量の生花に触れた瞬間に
手から伝わる生き物の息吹に
身体中が、ウソみたいに
電流が走るような衝撃を受けたんです
な、ん、だ、これは〜!!!
澄んだ小川のようにピュアで
みずみずしくて
音がするようじゃないか!!!
思わず白目剥いていたかも
パリスタイルフラワーの時間を
過ごすたびに、
「自分が回復していっている」
そんな感覚を感じました。
生花には
生き物としての人の五感とか
傷んだ感性とか
疲れた細胞の
息を吹き返らせる力がある!!!
そう確信しています。
この生花の力が
私の背中を後押ししてくれたんです。
その後、日本の生花業界が
小さくなり続けていて
本当に厳しい状況にあると
知っていくんですけど。
この生花の素晴らしさを残したい。
そんな思いから花で起業しました。
リビングやダイニング、寝室、玄関、
そして職場にも
生花があるのが当たり前の光景になったら
生花のパワーに抱きしめられて
自然と輝く人が増える
素敵な世の中になると夢見ています
パリスタイルフラワーのように
自然をちゃんと感じながら
デザイン遊びも味わいながら
みんなそれぞれが
自分のセンスを炸裂させて
自分好みのスタイリングで
大量の生花と遊びながら
そこらじゅうに、ぱぱっと飾る
そんな光景が広がったら
日本中がすごいことになりますよね
スタイリッシュな世界が広がるな〜
このワクワクを見失わずに
亀さんの歩みでも前へ前へ。
がんばれ私
最後までお読みくださりありがとうございました
Photo by Mika Baumeister Gleb Lucky Davies Designs Studio Louie Martinez on Unsplash