大阪ハイエンドオーディオショウ 2014 初日 | 禁断のKRELL

禁断のKRELL

ハイエンドオーディオやヴィンテージオーディオを語っていきます。

 

 

第一位


ACCUSTIC ARTS MONOⅡ ドイツ ¥2,600,000 モノラルパワーアンプ(2pcs)

 

清明さに溢れる 「新しい音」! この清々としたすがすがしさは一体なんだろう!
流麗なハーモニーの美しさに思わず心を奪われる!音楽が強い生命感を放っている!
水飛沫を上げる澄み切った清流をみるようなフレッシュさは、とても瑞々しい質感で、
艶めかしいとは違うが、心がときめく魅惑的なサウンドだった。
強烈な生気を発散するリキッドな推進力に溢れ、昨今の没個性ハイエンドアンプとは一味違う、
サムシングを聴かせた!

 


 

 


第二位

 

Burmester 911mkIII  ドイツ パワーアンプ


壮麗な建築物を思わせる、造形そのままの雄大な音
 

圧倒的壮大なスケール感と荘厳で華麗な音楽性の合致した世界。

 

 

 

 

第三位


OCTAVE HP700  ドイツ ラインプリアンプ \1,700,000

OCTAVE RE290 ドイツ パワーアンプ ¥1,000,000


薫立つミュージカリティ!ドイツのトランス屋が作ったとは思えない、
高次元の音楽性。たんなる美音とは異なる奥深さと重厚な存在感を感じさせる音。

透明感を追求した音質ですが、重厚感や粘っこさ、グルーヴ感がある。

存在感があり、とても魅力のある音だった。

 


 


 


第四位

 


CH Precision M1 スイス モノラルパワーアンプ ¥12,000,000
 

2014年10月発売されたばかりの新製品。非常に高額なアンプだが、
この値段にふさわしい突出した実力は感じ取れなかった。
基本性能は極めて高い。


 

 


 


第五位


LUXMAN  M-900u 日本 ステレオパワーアンプ ¥11,000,00
 

新トップエンドモデルのステレオパワーアンプをBTLで聴いた。
ラックスマンのフィロソフィーは、「長時間聴いても聴き疲れしない」事である。
響きが非常に綺麗で、余韻が美しく、誇張したところがない、アタックが丸くなったりはせず、
輪郭が曖昧だったり、ダルい音では全然ないが、柔らかくとても耳当りの良い音がする。
ハイフィディリティ性能も高い。世代を重ねて到達した高い完成度である。80年代ラックスの
ような濃厚さではないが、僅かに色付けがなされている。なにより、とても聞き惚れる音だった。
国産は軽んじられがちだが、本当に素晴らしいアンプである。ただ、惜しむらくはパンチや
実体感がこの規模のアンプとしてはやや物足りない。

 

 

 

 

第六位
 

Constellation Audio アメリカ 1.0 プリアンプ ¥1,450,000

 

Constellation Audio アメリカ 1.0 パワーアンプ ¥1,600,000

 

半額程度にコストダウンされたコンステレーション、
全体的に安っぽい音に感じたのは、直前に聴いた1200万のCHの為だろうか。
典型的な昨今のアンプの音であり、完全無色透明なハイエンドアンプである。
 

感動できなかったし、欲しいとも思えなかった。

 

 

 

第七位

 

 

 

DANIEL HERTZ M6L プリアンプ \2,052,000  スイス/中国

 

DANIEL HERTZ M5L パワーアンプ \4320000 スイス/中国

 


 

以前聴いたインテグレーテッドアンプの方が良く聴こえたのは
プロデュースしたマークレビンソン本人の神通力だろうか、
この値段だと求心力はない。ハッキリ言って中国製ベースでは高すぎるだろう。
音楽性は高く、いつまでも聴いていたくなる音。パンチがあるが、聴き疲れはしない。
ブックシェルフタイプのホーンスピーカーだったので、大型スピーカーで真価を聴きたいところだ。

 

 

第八位

 

Boulder 2110 アメリカ プリアンプ ¥7,100,000くらい


かなり高額である。音楽性が高い。かなり強い色付けを感じる。

 

 

~中略~


 

 

最下位 

  

Mark Levinson アメリカ プリメインアンプ №585L


完成間もない新品でエージングが不足しているのだろうか。
・・・・・これは正直ヒドイね。良いところがまったく感じられない。
無色透明というよりは、没個性で地味な音です。
クオリティ感も低いです。絶対に買わないように。