KRELL PAM2 | 禁断のKRELL

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ハイエンドオーディオやヴィンテージオーディオを語っていきます。


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KRELL PAM2 1981年 \830,000


音色には馥郁とした佇まいを有し、

"透徹"した神々しさで、音楽を奏でる。







PAM2の音質はKSA100やKMA100とも少し違う、

KSA50とまるで双生児のように完全に同一の音楽世界、

それは最高に素晴らしい音色です!





伝説の初期レビンソンと並び立つ程の、

此の素晴らしき"再生芸術"の世界。





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研ぎ澄まされた"鋭敏さ"か、




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鮮烈さを極めた"透徹さ"か、



マークレビンソンはプリがよい、


クレルはパワーがよい、



これら昔日に確立された固定観念を完全に払拭する!

伝説の初期レビンソンに比肩するほどの高次元に到達した芸術的、
官能的なまでの音楽性を間違いなくKRELL PAM2は持っています。

マークレビンソンの音楽性を一言で喩えると、研ぎ澄まされた"鋭敏さ"
PAM2はゆったりとした初期クレルの音質のイメージを覆し、
"透徹"さを極めるべく純度と鮮鋭さを追求した音質傾向です。



"リリカル"な表情を覗かせながら、

音場に立ち登る"無垢"なるオーラ、




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"透徹"さを極めたその音色は、

 

まるで"ダイヤモンドダスト"の輝き、




初期クレルの高域の美しさはさらに増し、あの独特の"イノセンス"な
佇まいを持つ濃密な雰囲気をさらに色濃くし、透徹した表情で持って演出する、
とても鮮烈、鮮明でありながら繊細でデリカシーに富み、非常に明るい中高域は、
まるでダイヤモンドダストの輝きのようにきらびやかで、
大変な美しさで音楽を空間に描き出す(!)


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熱意を篭めてつくられた製品は、

いつまでも色褪せない魅力を持っている。



内部基板、ボリューム、入力端子にセレクター、パワーサプライ、
電源ケーブル、全てにおいてデュアルモノラル構成、
モノラルプリアンプ2台を合体させたようなシンメトリカルな構成に目を奪われます。

スペクトロールの高価なボリュームを二機(!)搭載し、
EROブロックコンデンサー、抵抗はアレン・ブラッドレー、
高価なパーツを奢られたダゴスティーノ入魂のコンストラクション、

PAM2はさすがに抜群のチャンネルセパレーションで、LRチャンネルの
音が一切混濁することなく、一聴して感心するほどの非常にクリアーな
音質を実現させている。

その徹底した音質追求の姿勢は、驚異的なS/N比によって発揮され、
雑味が微塵もない、澄み切った透明な音場において如実に表れている。

今回のインプレッション作成に当たって、PAM2+KSA50組み合わせで
聴きましたが、驚くべきことに1981年と1982年製のこのペアは
ボリューム位置11時、能率95dbのスピーカーと組み合わせても
リスニングポジションで一切のノイズが感じ取れません。

スピーカーに耳をくっつけてやっと微かな"サー"というノイズを感じ取れるくらいです。
もし離れてノイズが感じ取れるとしたら、それは間違いなくソースなど他が原因です。




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そのサウンドは"女性的"でありながら、

やさしさの中に力強い表現力も兼ね備える。




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ダゴスティーノの野心、

意地、執念、そして"情熱"




"パッション"という言葉をひとつの工業製品に具現化し、
この世に自らが生きた爪痕を残したい、
そんなエンジニアの熱い情熱を結晶化したようなこの製品、

最高の"芸術作品"を世に送り出すというエンジニアの気概とパッションに敬服します。





PAM2音色を聴いていると、

作り手の表情まで見えてくるようだ・・・・・・



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クリスタルの結晶のような繊細な音の粒子。



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PAM2の音質は透徹として

切れ味が鋭く、また力感もあります。



PAM3は比較するとゆったりした柔らかな音質で、濃厚さ、
芳醇な艶やかさではやや優位ながら、聴ける音楽ジャンルは限られる。

PAM2は比べると遥かに(!)鮮烈な音質で、どんな音楽でも鳴らせますね。
ロックでも何でも魅力的に奏でます。さすがにKBLほど情熱的では
ないですが、PAM2にはかなりの力があります。

音質面での不満はないですね。機能面ではモノラルボリュームの
操作の煩雑さがウィークポイントですが、反面これを味わいがあると
見ることも出来ます。使いこなしの点では端子間の配列が離れており、
使用するケーブルよっては接続するのに苦慮することもある。
入力はMM Phono2系統、Tunerが1系統、アナログファンには嬉しい
構成だが、Lineは実質1系統しかないので、DACなどの切り替えによって
対応するべきでしょう。音量調整の煩雑さは、ボリューム位置を
音質的に優位な9時から10時くらいに固定してDACで可変するのも良いでしょう。


本当に、これは素晴らしい音色です。




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ダン・ダゴスティーノ入魂の一作、


PAM2の印象を一言で述べるならば、


それは "神々しいサウンド"




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KRELL PAM2は、



もう、魅力の塊のようなプリアンプです。














KRELL KSA50 インプレッション


KRELL KSA50 (OH)


初期KRELLとの出会い KSA100の音質



KRELL KSA100 インプレッション




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