本書は現代広告の父と呼ばれる著者による広告業界で働くための教科書で、広告業界で出世する方法や広告のコピーの作り方が学べます。

 

 

 あなたがこれから広告業界で働く、あるいは異動により広告業に携わることになったらぜひこの本をお勧めします。広告業界では1行に書く文字数が決まっています。それは「読者の読みやすい文字数はいくらか」を試行錯誤した先人がいたからです。あなたはこの本を読むだけで読者を増やすレイアウトを学ぶことができるのです。本書は広告業初心者向けの本です。私は広告業界で働いていませんが本書から「読者を増やすレイアウト」と「クライエントとの接し方」を学びました。

☆コストゼロで読者を13%増やす魔法のテクニック
雑誌を読んでいると文頭の単語を大きくしていることがあると思います。実はこれにより13%程度読者を増やすことができているそうです。確かに文頭の単語に注目しちゃいますよね!ということで今回のブログから自分もやってみました笑
本書では他にも段落と段落の間にある工夫をすることで12%読者を増やす工夫など様々なテクニックについて紹介してくれています。

☆自分からクライエントとの関係を断つな!
自分への戒めにもなったのですが、クライエントに対していくら無能だと感じても無礼な態度をとるべきではないです。無礼な態度をとれば今後そのクライエントからの協力は見込めなくなります。何が起こるかわからない現代社会で生きる以上、自分からクライエントを切るのは愚策と言えます。どんなにとんちんかんなことをいうクライエントでも礼儀はわきまえ、相手が自分から離れるまで礼儀を失してはいけないと改めて思いました。

広告業界新入りのあなたが本書を読んでゼロコストで読者を増やせば周りの同僚、上司から一目置かれる存在となるでしょう。読者を惹きつけるレイアウトを解説しているページは20ページ程度なので、時間はかかりません。是非本書をお手に取ってみてください。