とは言っても実際に見に行ったのではなくyoutubeの動画を見た感想。

こんなコンサートなんだろうな、って想像というかシミュレーションはしていて、まあその通りだ。予想以上なのが水道橋の東京ドームパークをNewJeans一色に染めたことだ。主に巨大スクリーンを配置して映像を流しまくっていた。ドームの周囲に幟と垂れ幕式のフラッグを垂らしまくっている。この金額だけで数千万はかかってんじゃないのだろか?動画にはスポンサーのロゴも入れているがせいぜい数百万だろう。今回はいつものコカコーラの協賛はないのか、商品もロゴも見当たらない。

 

今回の公演にメンバーのヘインは間に合いそうもないと思っていたのだがなんと復帰していたのには驚いた。ただし全曲ではない。足の甲を骨折してあのダンスはムリだろうってことは素人にも分かる。

ステージすべてを覆うほどの巨大スクリーン、横一線を埋め尽くすほどのムービングライトの数。何百人ものバックダンサー。贅沢というのとはまた別の世界の金の使い方。そして生のバックバンド。あらゆる経費を削ったハロプロとは文字通り、月とスッポン。これがエンタテインメントです。これで入場料金はプレミアを除きそれほど差があるわけじゃありません。

このコンサートはハロメンも見たことでしょう。これでまたハロプロを辞めるメンバーが出てこないかなって思います。それよりかアップフロントを辞める社員も出てくるでしょう。あまりの情けなさにモチベーションも著しく失うでしょう。メンバーも社員もそのまま残るのはしょーもない人だけです。

これも国力の差なんでしょうね。GDPも実質賃金も韓国についに抜かれました。もちろん全て韓国がいいとは言いません。学歴社会なのは日本以上ってのは有名な話。芸能界もけっこうひどいらしいしアイドルもなかなか生きにくいと聞く。

ただ目の前でこれだけのものを見せつけられたらもうやる気なくしますよ。タレントの差はこれほどのものもないとはギリ言えます。実際に韓国で花開いたメンバーは何人もいます。今では日本経由じゃなく最初から韓国デビューを狙って韓国留学する人もいます。

 

さてNewJeansですが思った以上のミン・ヒジンの力。それを恐れるハイブって構図に変わりはないようです。よって今回の日本公演が最後になるかも知れないっていう説は聞いています。単独コンサートは未定ですが8月にフェスがあるようです。もし噂通りミン・ヒジンが解雇されればおそらくNewJeansは解散するでしょう。仮にハイブがそのまま活動を継続させたとしても同じ名前であってももう今のNewJeansとは呼べないものだと思います。

 

話が前後しますが、今回の公演で再認識したのがNewJeansの実力です。前回のエントリーでアンジュルムかJuice=Juiceは路線をK-POPにすべきとしましたが、相当な実力差を目の当たりにしました。かれらをNewJeansのように育てることは不可能じゃないか?練習の中で脱落するメンバーもでてくるだろうし、そもそも今のアップフロントのトレーナーではムリだろう。

結論言っちゃうと今のハロプロは日本人の身の丈に合ったエンタテインメントなんだってこと。