NHKマイルC(GⅠ)

2024.5.5(日) 東京競馬場 芝1600m


 第1回優勝エルコンドルパサー



 馬券を買う上で、少なからず必要なファクターの1つがデータです。

 各条件のレースで必ず【傾向】というものが存在します。※以下、【傾向】→【データ】

 その【データ】を理解した上で馬券購入馬の取捨選択をすると更に馬券的中に近づける事が可能です。

 ただし、その【データ】をどこまで遡って収集するか?これが非常に大事になります。

 競馬関連の各媒体で色々なデータがありますが、その大体が【過去5年】や【過去10年】といったものです。ここには何の信憑性もありません。

 例えば『この年に馬場改修を行なった』とか具体的な変化などがあれば別なのですが、結局のところ『何となくキリがいいから』なんです。

 逆に【過去50年】くらいまで遡っちゃうと訳わからなくなります。もはや血統も馬場も育成も全てが違い過ぎるのです。

 なので、この記事では私ANDYが競馬を始めた【1998年】からのデータを元に消去法データとして記載していきます。

 自分が見てきた事が一番正しい。逆に今まで見た事がない事は例外として扱う。例外が起こったら諦められる。そんな感覚です。

 中にはかなり雑なデータもありますので、あくまでも皆様の馬券予想のスパイス程度になればと思っています。

 特に同じ時期から競馬を始めた方々には懐かしい馬も登場してきますのでお楽しみいただけるかと思います。

 適当に、暇つぶし程度に読んで頂ければ幸いです。




  消去法データ① 2桁人気馬


 1998年以降、2桁人気の馬で馬券に絡んだのは下記の16頭です。

 

2022年 3着カワキタレブリー 18番人気

2019年 2着ケイデンスコール 14番人気

2017年 2着リエノテソーロ 13番人気

2016年 3着レインボーライン 12番人気

2014年 2着タガノブルグ 17番人気

2014年 3着キングズオブザサン 12番人気

2013年 1着マイネルホウオウ 10番人気

2012年 3着クラレント 15番人気

2009年 1着ジョーカプチーノ 10番人気

2009年 3着グランプリエンゼル 13番人気

2008年 3着ダノンゴーゴー 14番人気

2007年 1着ピンクカメオ 17番人気

2007年 3着ムラマサノヨートー 18番人気

2005年 2着デアリングハート 10番人気

2001年 2着グラスエイコウオー 13番人気

2001年 3着サマーキャンドル 12番人気

 

 上記16頭の内、10頭が芝ダート1400m以上のOPクラスで連対実績がありました。残り6頭中3頭は芝1200m以上の重賞で複勝圏内の実績があり、残りの3頭中1頭は芝1200mのOPクラスで優勝実績がありました。

 例外として残ってしまった内の1頭サマーキャンドルは上位クラスでの実績は無いものの、オール連対の実績があり底を見せていなかったですし、ムラマサノヨートーは超極稀の超例外馬として扱います。 



消去法データ①の例外

①芝ダート1400m以上のOPクラス連対実績馬

②芝1200m以上の重賞複勝圏内実績馬

③芝1200mのOPクラス優勝馬

④連対率100%馬

⑤ムラマサノヨートー


消去法データ①で消す馬

無し


※某競馬情報サイトの現時点でのオッズを参考にしています。




  消去法データ② 単勝オッズ万馬券馬

 

 1998年以降、単勝オッズが万馬券の100倍以上の馬で馬券に絡んだのは下記の5頭です。

 

2022年 3着カワキタレブリー 18番人気 229.1倍

2014年 2着タガノブルグ 17番人気 114.5倍

2007年 3着ムラマサノヨートー 18番人気 136.6倍

2001年 2着グラスエイコウオー 13人気 150.6倍

2001年 3着サマーキャンドル 12番人気 109.6倍

 

 上記5頭中3頭が芝1200m以上のOPクラスで複勝圏内実績が複数回ありました。サマーキャンドルはオール連対でした。

 ムラマサノヨートーは超例外馬として扱います。

※単勝100倍以上の馬で優勝した馬は1頭もいませんでした。



消去法データ②の例外

①芝1200m以上のOPクラス複勝圏内複数回実績馬

②連対率100%馬

③ムラマサノヨートー 


消去法データ②で消す馬

アレンジャー

ユキノロイヤル

エンヤラヴフェイス


※某競馬情報サイトの現時点でのオッズを参考にしています。




  消去法データ③ 前走、2桁着順馬


 1998年以降、前走2桁着順の馬で馬券に絡んだのは下記の10頭です。

 

2022年 カワキタレブリー アーリントンC11着

2021年 ソングライン 桜花賞15着

2014年 キングズオブザサン 皐月賞15着

2013年 フラムドグロワール 京成杯10着

2012年 アルフレード スプリングS12着

2012年 クラレント 弥生賞12着

2011年 リアルインパクト NZT11着

2007年 ピンクカメオ 桜花賞14着

2007年 ムラマサノヨートー NZT14着

2001年 グラスエイコウオー NZT14着

 

 上記10頭の内、4頭は芝1600m以上の重賞で連対実績がありました。残りの6頭中3頭は芝1400m以上のOP優勝実績があり、GⅠ出走経験がありました。

 グラスエイコウオーとカワキタレブリーの2頭は芝1200m以上のOPクラスで2度の複勝圏内実績がありました。

 ムラマサノヨートーは超例外馬として扱います。 



消去法データ③の例外

①芝1600m以上の重賞連対実績馬

②芝1400m以上のOP優勝馬でGⅠ出走経験馬

③芝1200m以上のOPクラス複勝圏内複数回実績馬

④ムラマサノヨートー


消去法データ③で消す馬

キャプテンシー




  消去法データ④ 前走、2桁人気馬

 

 1998年以降、前走2桁人気だった馬で馬券に絡んだのは下記の7頭です。

 

2022年 3着カワキタレブリー アーリントンC12番人気

2015年 1着クラリティスカイ 皐月賞10番人気

2014年 3着キングズオブザサン 皐月賞11番人気

2012年 3着クラレント 弥生賞11番人気

2009年 3着グランプリエンゼル 橘S11番人気

2007年 3着ムラマサノヨートー NZT10番人気

2005年 2着デアリングハート 桜花賞10番人気

 

 上記7頭中3頭は前走が皐月賞、桜花賞といったGⅠでした。また7頭中3頭が前走芝2000mの重賞でした。

 グランプリエンゼルは芝1200mのOPでしたが優勝していましたし、カワキタレブリーは芝1500m以上のOPクラスで2度の複勝圏内実績があり、重賞3着の実績もありました。

 ムラマサノヨートーは超例外馬として扱います。 



消去法データ④の例外

①前走、GⅠ出走馬

②前走、芝2000m以上の重賞出走馬

③前走、優勝馬

④マイル重賞複勝圏内実績のあるOP複勝圏内複数実績馬

⑤ムラマサノヨートー


消去法データ④で消す馬

アレンジャー




  消去法データ⑤ 前走、13番人気以下馬

 

 1998年以降、前走で13番人気以下だった馬で馬券に絡んだのは1頭もいませんでした。 



消去法データ⑤の例外

無し


消去法データ⑤で消す馬

アレンジャー

ウォーターリヒト

マスクオールウィン




  消去法データ⑥ 前走、アーリントンC4着以下馬

 

 1998年以降、前走でアーリントンCに出走していた馬で馬券に絡んだのは2022年カワキタレブリーを除き3着馬まででした。



消去法データ⑥の例外

①マイル重賞複勝圏内実績のあるOP複勝圏内複数実績馬


消去法データ⑥で消す馬

無し




  消去法データ⑦ 前走、ファルコンS3着以下馬

 

 1998年以降、前走でファルコンSに出走していた馬で馬券に絡んだのは2着馬まででした。 



消去法データ⑦の例外

無し


消去法データ⑦で消す馬

シュトラウス

ロジリオン




  消去法データ⑧ 前走、OP5着以下馬

 

 1998年以降、前走でOPに出走していた馬で馬券に絡んだのは4着馬まででした。 



消去法データ⑧の例外

無し


消去法データ⑧で消す馬

無し




  消去法データ⑨ 前走、1勝クラス2着以下馬

 

 1998年以降、前走で1勝クラスに出走していた馬で馬券に絡んだのは1着馬のみでした。

※東京競馬場の芝1400m、中山競馬場の芝1600mのみ



消去法データ⑨の例外

無し


消去法データ⑨で消す馬

無し




  消去法データ⑩ 前走、アーリントンC2着以下馬《※連対のみ》

 

 1998年以降、前走でアーリントンCに出走していた馬で連対したのは1着馬のみでした。

※2連馬券を買われる方はご参考に。 



消去法データ⑩の例外

無し


消去法データ⑩で連対から消す馬

アレンジャー

チャンネルトンネル




  消去法データをクリアした馬


アスコリピチェーノ

アルセナール

ジャンタルマンタル

ノーブルロジャー

ボンドガール

ディスペランツァ

ゴンバデカーブース

ダノンマッキンリー

イフェイオン


【3着候補】

チャンネルトンネル


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。