高松宮記念(GⅠ)

2024.3.24(日) 中京競馬場 芝1200m


 第1回優勝シンコウフォレスト


 馬券を買う上で、少なからず必要なファクターの1つがデータです。

 各条件のレースで必ず【傾向】というものが存在します。※以下、【傾向】→【データ】

 その【データ】を理解した上で馬券購入馬の取捨選択をすると更に馬券的中に近づける事が可能です。

 ただし、その【データ】をどこまで遡って収集するか?これが非常に大事になります。

 競馬関連の各媒体で色々なデータがありますが、その大体が【過去5年】や【過去10年】といったものです。ここには何の信憑性もありません。

 例えば『この年に馬場改修を行なった』とか具体的な変化などがあれば別なのですが、結局のところ『何となくキリがいいから』なんです。

 逆に【過去50年】くらいまで遡っちゃうと訳わからなくなります。もはや血統も馬場も育成も全てが違い過ぎるのです。

 なので、この記事では私ANDYが競馬を始めた【1998年】からのデータを元に消去法データとして記載していきます。

 自分が見てきた事が一番正しい。逆に今まで見た事がない事は例外として扱う。例外が起こったら諦められる。そんな感覚です。

 中にはかなり雑なデータもありますので、あくまでも皆様の馬券予想のスパイス程度になればと思っています。

 特に同じ時期から競馬を始めた方々には懐かしい馬も登場してきますのでお楽しみいただけるかと思います。

 適当に、暇つぶし程度に読んで頂ければ幸いです。




  消去法データ① 2桁人気馬


 1998年以降、2桁人気で馬券に絡んだのは下記の12頭です。


2023年 1着ファストフォース 12番人気

2023年 3着トゥラヴェスーラ 13番人気

2022年 3着キルロード 17番人気

2019年 2着セイウンコウセイ 12番人気

2019年 3着ショウナンアンセム 17番人気

2018年 3着ナックビーナス 10番人気

2013年 3着ハクサンムーン 10番人気

2011年 3着アーバニティ 11番人気

2009年 3着ソルジャーズソング 15番人気

2007年 2着ペールギュント 13番人気

2003年 3着リキアイタイカン 10番人気

2001年 3着テネシーガール 16番人気

 

 上記12頭の内、7頭は芝1600m以下の重賞勝ち馬でした。

 残りの5頭中2頭は芝1200mの重賞で連対経験がありました。

 重賞実績が無かったショウナンアンセム、キルロード、トゥラヴェスーラは、左回りの芝1400m以下のオープンを勝っていました。



消去法データ①の例外

①芝1600m以下の重賞馬

②芝1200mの重賞連対実績馬

③芝1400m以下の左回りオープン以上勝ち馬


消去法データ①で消す馬

シュバルツカイザー

ディヴィーナ


※某競馬情報サイトの現時点でのオッズを参考にしています。




  消去法データ② 6番人気〜9番人気馬

 

 1998年以降、6番人気〜9番人気の馬で馬券に絡んだのは下記の9頭です。

 

2022年 1着ナランフレグ 8番人気

2020年 1着モズスーパーフレア 9番人気

2015年 2着ハクサンムーン 6番人気

2014年 2着スノードラゴン 8番人気

2010年 2着ビービーガルダン 6番人気

2005年 2着キーンランドスワン 6番人気

2004年 3着キーンランドスワン 8番人気

2000年 2着ディヴァインライト 8番人気

1999年 1着マサラッキ 8番人気

1998年 2着ワシントンカラー 7番人気

 

 上記10頭の内、ナランフレグ、スノードラゴン、ディヴァインライトを除く7頭が芝1200mの重賞を勝っていました。

 ナランフレグ、スノードラゴン、ディヴァインライトは芝1200mの重賞で勝ってはいませんが、3頭とも連対経験はありました。  



消去法データ②の例外

①1200mの重賞連対馬


消去法データ②で消す馬

無し




  消去法データ③ 前走、2桁着順馬


 1998年以降、前走で2桁着順の馬で馬券に絡んだのは下記の4頭です。

 

2019年 セイウンコウセイ

2017年 レッドファルクス

2007年 ペールギュント

2000年 キングヘイロー

 

 上記4頭全ての馬が芝1600m以下のGⅠで馬券圏内の実績がありました。 

 


消去法データ③の例外

①芝1600m以下のGⅠ複勝圏内実績馬


消去法データ③で消す馬

シュバルツカイザー

テイエムスパーダ

ディヴィーナ

メイケイエール

モズメイメイ




  消去法データ④ 前走、馬体重458kg以下馬

 

 1998年以降、前走時の馬体重が458kg以下で馬券に絡んだ馬は下記の6頭です。

 

2014年 3着ストレイトガール 1番人気 452

2004年 1着サニングデール 2番人気 448

2004年 2着デュランダル 1番人気 452

2003年 2着サニングデール 2番人気 450

2001年 1着トロットスター 1番人気 446

1999年 2着シーキングザパール 1番人気 458

※シーキングザパールの前走は海外の為、前々走の馬体重となっています。

 

 上記6頭全てが1〜2番人気でした。



消去法データ④の例外

①2番人気以内馬


消去法データ④で消す馬

ディヴィーナ




  消去法データ⑤ 前走、馬体重479kg以下の牝馬

 

 1998年以降、前走時の馬体重が479kg以下で馬券に絡んだ牝馬は下記の9頭です。


2023年 2着ナムラクレア 2番人気 472

2020年 2着グランアレグリア 2番人気 474

2014年 3着ストレイトガール 1番人気 452

2006年 2着ラインクラフト 2番人気 466

2006年 3着シーイズトウショウ 3番人気 464

2003年 1着ビリーヴ 3番人気 474

2002年 3着スティンガー 4番人気 476

1999年 2着シーキングザパール 1番人気 458

1998年 3着エイシンバーリン 5番人気 460

 

 上記9頭全ての馬が5番人気以内でした。 



消去法データ⑤の例外

①5番人気以内馬


消去法データ⑤で消す馬

ディヴィーナ

モズメイメイ

ソーダズリング




  消去法データ⑥ 前走、馬体重479kg以下の牡馬

 

 1998年以降、前走時の馬体重が479kg以下で馬券に絡んだ牡馬は下記の14頭です。

 

2021年 1着ダノンスマッシュ 2番人気 469

2020年 3着ダイアトニック 4番人気 470

2017年 3着レッドファルクス 1番人気 465

2013年 3着ハクサンムーン 10番人気 470

2009年 1着ローレルゲレイロ 3番人気 468

2008年 3着スズカフェニックス 1番人気 472

2007年 1着スズカフェニックス 1番人気 462

2006年 1着オレハマッテルゼ 4番人気 474

2004年 1着サニングデール 2番人気 448

2004年 2着デュランダル 1番人気 452

2003年 2着サニングデール 2番人気 450

2002年 2着アドマイヤコジーン 2番人気 462

2001年 1着トロットスター 1番人気 446

2000年 2着ディヴァインライト 8番人気 464

 

 上記14頭中12頭が4番人気以内でした。

 ハクサンムーンとディヴァインライトの2頭が例外となりましたが、両馬の共通点はフルゲートに満たない高松宮記念でした。

(少し無理矢理感がありますが•••笑)



消去法データ⑥の例外

①フルゲート時の4番人気以内馬


消去法データ⑥で消す馬

ウインマーベル




  消去法データ⑦ 前走、重賞以外出走馬

 

 1998年以降、前走で重賞以外のレースに出走していて馬券に絡んだ馬は1頭もいませんでした。 



消去法データ⑦の例外

無し


消去法データ⑦で消す馬

無し




  消去法データ⑧ 前走間隔6ヶ月半以上馬

 

 1998年以降、前走から6ヶ月半以上間隔を空けて出走した馬で馬券に絡んだのは1頭もいませんでした。

※最長は2009年スリープレスナイトのスプリンターズS1着以来6ヶ月ぶり。 



消去法データ⑧の例外

無し


消去法データ⑧で消す馬

無し




  消去法データ⑨ 7歳以上馬

 

 1998年以降、7歳以上の馬で馬券に絡んだのは下記の10頭です。


2023年 1着ファストフォース 12番人気

2023年 3着トゥラヴェスーラ 13番人気 

2022年 3着キルロード 17番人気

2015年 1着エアロヴェロシティ 4番人気

2011年 1着キンシャサノキセキ 3番人気

2011年 3着アーバニティ 11番人気

2010年 1着キンシャサノキセキ 1番人気

2009年 3着ソルジャーズソング 15番人気

2007年 3着プリサイスマシーン 2番人気

2001年 2着ブラックホーク 3番人気

 

 7歳以上馬の着度数は【4-1-5-106】

 連対した5頭の内、ファストフォース以外の4頭は芝1200mのGⅠでの連対実績がありました。

 ファストフォースはGⅠ連対は無いものの、1200mの重賞で連対実績が4回ありました。

 3着馬も基本的には重賞勝ち馬ですが、ソルジャーズソングは重賞2着の実績しかありませんでしたが、3歳〜5歳にかけて2年1ヶ月の長期休みがあった為、7歳ながら19戦目とフレッシュな状態であったと言えます。

 重賞実績が全く無かったキルロードは芝1200mでオープンを含む4勝を挙げていました。



消去法データ⑨の例外

①芝1200mのGⅠ連対実績馬

②芝1200mの重賞連対4回以上馬

※3着馬候補に限り、重賞勝ち馬、重賞複勝圏内複数実績馬、長期休養経験有の19戦目以下馬、芝1200mでオープン含む4勝以上馬


消去法データ⑨で消す馬

ウインカーネリアン(3着候補)




  消去法データをクリアした馬


ナムラクレア

マッドクール

ママコチャ

トウシンマカオ

ビクターザウィナー

ビッグシーザー

ルガル

ロータスランド

シャンパンカラー

マテンロウオリオン


ウインカーネリアン(3着候補)


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。