フェブラリーS(GⅠ)

2024.2.18(日) 東京競馬場 ダート1600m


 第1回優勝グルメフロンティア



 馬券を買う上で、少なからず必要なファクターの1つがデータです。

 各条件のレースで必ず【傾向】というものが存在します。※以下、【傾向】→【データ】

 その【データ】を理解した上で馬券購入馬の取捨選択をすると更に馬券的中に近づける事が可能です。

 ただし、その【データ】をどこまで遡って収集するか?これが非常に大事になります。

 競馬関連の各媒体で色々なデータがありますが、その大体が【過去5年】や【過去10年】といったものです。ここには何の信憑性もありません。

 例えば『この年に馬場改修を行なった』とか具体的な変化などがあれば別なのですが、結局のところ『何となくキリがいいから』なんです。

 逆に【過去50年】くらいまで遡っちゃうと訳わからなくなります。もはや血統も馬場も育成も全てが違い過ぎるのです。

 なので、この記事では私ANDYが競馬を始めた【1998年】からのデータを元に消去法データとして記載していきます。

 自分が見てきた事が一番正しい。逆に今まで見た事がない事は例外として扱う。例外が起こったら諦められる。そんな感覚です。

 中にはかなり雑なデータもありますので、あくまでも皆様の馬券予想のスパイス程度になればと思っています。

 特に同じ時期から競馬を始めた方々には懐かしい馬も登場してきますのでお楽しみいただけるかと思います。

 適当に、暇つぶし程度に読んで頂ければ幸いです。




  消去法データ① 2桁人気馬


 1998年以降、2桁人気の馬で馬券に絡んだのは下記の4頭です。

 

2020年 2着ケイティブレイブ 16番人気

2014年 1着コパノリッキー 16番人気

2006年 3着ユートピア 11番人気

1998年 3着シャドウクリーク 10番人気

 

 上記4頭中ケイティブレイブとユートピアの2頭はGⅠ(JpnI)を2勝以上している実績馬でした。

 コパノリッキーはGⅠ勝ちこそ無かったものの3歳時に兵庫CSを勝った馬でこの時はまだ4歳馬でした。

 シャドウクリークは重賞勝ちすら無かった馬でしたが、東京競馬場の1400m以上では【2-1-1-0】と複勝圏を外してなく、コース巧者ぶりを発揮していました。 


消去法データ①の例外

①GⅠ複数優勝馬

②兵庫CS勝ちの4歳馬

③東京競馬場1400m以上で複勝率100%馬


消去法データ①で消す馬

スピーディキック

カラテ

ペプチドナイル

シャンパンカラー

ドンフランキー

セキフウ

アルファマム


※某競馬情報サイトの現時点でのオッズを参考にしています。




  消去法データ② 前走、4着以下馬

 

 1998年以降、前走4着以下の馬で馬券に絡んだのは、過去にGⅠ(JpnI)で3着以内の実績がある馬に限られます。例外は下記の3頭です。

 

2014年 1着コパノリッキー

2004年 2着サイレントディール

1998年 2着メイショウモトナリ

 

 上記3頭は全てが4歳馬でした。


消去法データ②の例外

①4歳馬


消去法データ②で消す馬

アルファマム

カラテ

ガイアフォース

スピーディキック

セキフウ

ペプチドナイル




  消去法データ③ 前走、非重賞レース2着以下馬


 1998年以降、前走で重賞以外のレースに出走していて馬券に絡んだ馬は1着馬のみでした。

 また前走が条件戦の馬は4歳馬のみでした。 


消去法データ③の例外

無し


消去法データ③で消す馬

無し




  消去法データ④ 前走、根岸S4着以下馬

 

 1998年以降、前走で根岸Sに出走していた馬で馬券に絡んだのは2004年のスターリングローズを除き3着馬まででした。


消去法データ④の例外

①G I(JpnⅠ)馬(ダート)


消去法データ④で消す馬

アルファマム

タガノビューティー




  消去法データ⑤ 前走、東海S4着以下馬

 

 1998年以降、前走で東海Sに出走していた馬で馬券に絡んだのは3着馬まででした。 


消去法データ⑤の例外

無し


消去法データ⑤で消す馬

ペプチドナイル




  消去法データ⑥ 前走、川崎記念4着以下馬

 

 1998年以降、前走で川崎記念に出走していた馬で馬券に絡んだのは2020年のケイティブレイブを除き3着馬まででした。


消去法データ⑥の例外

①G I(JpnⅠ)3勝以上馬


消去法データ⑥で消す馬

無し




  消去法データ⑦ 前走、東京大賞典8着以下馬

 

 1998年以降、前走で東京大賞典に出走していた馬で馬券に絡んだのは7着馬まででした。 


消去法データ⑦の例外

無し


消去法データ⑦で消す馬

ミックファイア




  消去法データ⑧ 前走、芝レース出走馬

 

 1998年以降、前走で芝のレースに出走していた馬で馬券に絡んだのは2003年のイーグルカフェを除き重賞1着馬のみでした。


消去法データ⑧の例外

①前走、芝の重賞優勝馬

②芝ダート両GⅠ優勝馬 


消去法データ⑧で消す馬

カラテ

ガイアフォース

シャンパンカラー




  消去法データ⑨ ダート未勝利馬

 

 1998年以降、ダートレース未勝利の馬で馬券に絡んだのは下記の3頭です。

 

2022年 ソダシ 芝GⅠ2勝馬

2021年 エアスピネル プロキオンS2着

2001年 トゥザヴィクトリー ダート初出走 


消去法データ⑨の例外

①ダート重賞連対実績馬

②ダート初出走馬

③芝GⅠ2勝以上馬


消去法データ⑨で消す馬

カラテ




  消去法データ⑩ 1600m以上未経験馬

 

 1998年以降、1600m以上のレースを未経験だった馬で馬券に絡んだ馬は1頭もいませんでした。 


消去法データ⑩の例外

無し


消去法データ⑩で消す馬

アルファマム




  消去法データ⑪ 出走間隔4ヶ月以上馬

 

 1998年以降、前走から4ヶ月以上間隔を空けて出走した馬で馬券に絡んだのは1頭もいませんでした。


消去法データ⑪の例外

無し


消去法データ⑪で消す馬

シャンパンカラー

ドンフランキー




  消去法データ⑫ 7歳以上馬

 

 1998年以降、7歳以上の馬で馬券に絡んだのは計14頭。その内GⅠ(Jpn1)勝ち馬が10頭でした。GⅠ(JpnⅠ)勝ちの無い馬は下記の4頭です。

 

2021年 2着エアスピネル

2021年 3着ワンダーリーデル

2018年 3着インカンテーション

1999年 2着エムアイブラン

 

 上記4頭中ワンダーリーデル、インカンテーション、エムアイブランの3頭はフェブラリーSと同舞台の武蔵野Sで優勝実績がありました。

 残りの1頭エアスピネルは芝のマイルGⅠでの2着が2度あり、東京1600mの芝の重賞(富士S)を優勝していました。


消去法データ⑫の例外

①GⅠ(JpnⅠ)優勝馬

②武蔵野S優勝馬

③東京芝1600mの重賞勝ち馬で芝のGⅠ2着2回以上馬


消去法データ⑫で消す馬

カラテ

タガノビューティー




  消去法データ⑬ 牝馬

 

 1998年以降、牝馬で馬券に絡んだのは下記の4頭です。

 

2022年 3着ソダシ

2001年 3着トゥザヴィクトリー

2000年 2着ゴールドティアラ

2000年 3着ファストフレンド 


消去法データ⑬の例外

①中央重賞2勝以上の4歳馬

②GⅠ(JpnⅠ)連対実績のある重賞4勝以上馬


消去法データ⑬で消す馬

アルファマム

スピーディキック




  消去法データ⑭ 地方競馬所属馬

 

 1998年以降、地方競馬所属の馬で馬券に絡んだのは下記の3頭です。

 

2011年 2着フリオーソ

2002年 2着トーシンブリザード

1999年 1着メイセイオペラ

 

 上記3頭中全ての馬がGⅠ(JpnⅠ)優勝馬で、尚且つGⅠ(JpnⅠ)で複勝圏内実績が複数回ある実力馬でした。 


消去法データ⑭の例外

①GⅠ(JpnⅠ)複勝圏内3回以上のGⅠ(JpnⅠ)優勝馬


消去法データ⑭で消す馬

イグナイター

スピーディキック

ミックファイア




  消去法データをクリアした馬


ウィルソンテソーロ

オメガギネス

キングズソード

ドゥラエレーデ

レッドルゼル




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。