単に技術を持っているだけでは利益は上げられず、顧客のニーズを以下に捉え、技術とリンクさせるのかが何より重要。
インテル→独占技術であるMPUの普及のためマザーコードのノウハウを開示。
ネスレ、日特、ソニー、→新規収入だけでなく定期収入モデルを構築
デル、ウォルマート、キーエンス
→販売工程で差別化を行い付加価値とする。
また外部資源を積極的に活用しているケースとして東レを紹介。
繊維、樹脂ではフランスのデュポンとシリコーンではダウコーニング、プラズマディスプレイ資材ではパナソニックと資本提携。
繊維ではアパレルと強固な関係を気付き、業界平均よりも高い利益率を実現(ユニクロのヒートテックやシルキードライも東レの共同開発。)
日本は金利が低く内部留保の恩恵も少ないため、積極的な資産活用が効果的である。