メンタリストDaiGoの「秒で見抜くスナップジャッジメント」を検証します。

 

 

 

DaiGoは、①知性、②将来業績、③権力、④創造性、⑤幸運、⑥口だけ、⑦嫌われる人を見抜く技術を提唱。

 

まず、「知性」と「将来業績」から。

 

1 知性

 

ある研究では、12歳の子供たちのIQを計測し、それぞれに「最高の友人」を選択させました。3年後、再びIQを計測したところ、12歳時点で頭の良い友人と付き合っていた子供はIQも高まっていました。その理由は良くわかっていません。計測の誤差という人もいます。しかし、付き合うメリットがあるのかもしれません。

 

2014年プラハ・カレル大学が行った被験者に様々なタイプの男女の顔写真を見せて、「誰が頭が良いと思うか」尋ねた実験です。

 

結果は、男性だけは、写真だけで、知性を見抜くことができるとのことです。男性の場合、「頭が良さそうだ」と評価された人ほど、実際のIQテストの結果も良かったのです。女性は、これに当てはまらないようです。

 

次に、イギリスの研究では、1万7000人の男女にリサーチを行い、「ルックスの良い」と評価された人とIQの関係を確かめたところ、見た目の良い人のIQは、見た目が悪いと評価された人に比べて、平均12.5ポイント高かったという結果です。ルックスが良い人ほど、周囲から目をかけられるせいで、脳が発達しやすいのかもしれません。

 

ウイーン医科大学の実験です。被験者に有名な風刺漫画家の作品をいくつか読ませたところ、その内容を楽しんだ人はIQと教育レベルが高い傾向にありました。人の死や悲劇を扱ったジョークで笑うためには一定以上の知性が必要になるわけです。

 

多くの天才に共通するのが、「立体パズルが得意」というものです。頭の中だけレゴブロックを組み立てたり、複雑な形の石を2つに切ったとこの断面図をイメージできたりできます。知性の高い人ほど酒にはまりやすいという傾向もあるようです。

 

また、IQが高い人は酒などの嗜好品を好むようです(タバコは除く。)。確かに、社会的地位の高い人でお酒が好きな人は多いですね。

 

また、知性の高い人は孤独を好みやすく、ひとりの時間を大事にしがちである傾向があるとのことです。

 

さらに、IQが高い人は、平均で「30分」ずつ遅寝遅起きの傾向があるとの調査結果もあります。

 

2 将来の業績(将来性)

 

 

① 高校時代の行動

 ア 学生時代に授業をしっかり聞いていたか。クラスの行事にしっかり参加していたか、など学校への興味

 イ 宿題を毎日やっていたか、割り当てられた仕事をこなしていたか、などの責任感

 

② 子ども時代の読書量

相手の将来性を知りたければ、「子供のころ、家に10冊以上の本がありましたか?」などと聴くのも一つです。手あたり次第に本を読む人がイノベーティブな仕事を残す傾向があるようです。

 

③ マネースクリプト

金融心理学者ブラッド・クロンツ博士が考案したアイデアです。人はお金に対し、①忌避型(お金は汚いものだ)、②ステータス型(人間の地位はお金に現れる)、③崇拝型(お金があれば自由になれる)、④警戒型(お金は貯めるものだ)に分れるとのことです。

 

実は、ほとんどのお金持ちが抱いていたのは③の崇拝型でした。 相手に、「お金について、どう思う?」とか、「何のためにお金を稼いでいるの?」と聴くのも良いでしょう。

 

④ 睡眠時間

アメリカの調査によると、週の睡眠時間が1時間長くなるごとに、長期的に5%ほど賃金が上がる傾向があるとのことです。ドイツの調査によると、1日の睡眠時間が5時間を下回ったあたりから、ギャンブルを好むことが多くなるようです。

 

⑤ タバコ

スタンフォード大学の調査によると、無職の人が、愛煙家が新しい仕事を見つける確率は27%ノンスモーカーが新しい仕事を見つける可能性は56%だったそうです。

 

⑥ 「優しさ」 

ショッキングなデータです。 優しさは、「将来の年収」という面では大きなデメリットを抱えています。

コーネル大学が1万人の男女を調べました。全員を20年にわたって追跡した結果、「調和性」が高い人は、年収が平均18%低いということでした。調和性とは、、どれだけ他人と仲良く生きられるかを表しています。調和性がある人とは、周囲から「優しい」と判断されるわけです。あまりに人の世話を焼きすぎるせいで、ワーク&バランスが崩れるからと考えられます。人のために時間を使いすぎてしまい、やがて燃え尽きてしまうわけです。

 

また、別の研究によれば、年間100時間以上をボランティアのために使う人は、健康レベルと幸福度が下がってしまいます。時間を超えてまで他人に尽くす人は注意が必要です。