※モニタとの誤差が200kwhに1kwh程度あるので、月実測は2~3kwhほど多くなります。
THE 異常気象
・・・というところでしょうか
おそらく、あまりの発電の悪さに不安になって、記録を確かめに訪問する方がいらっしゃると思うので、ブログを更新することにしました。
2014年の8月
岐阜はなんと
観測史上ダントツ最低の日照
約97時間(平年202時間)
同観測史上最高の雲量
9.2(平年6.8)
降水量トップクラス
367mm(平年149mm)
要するに、ただ単に日照が少ないだけでなく、
おそろしく厚い雲で曇ってばかりでろくに日照がなかったってこと。
雨も多く、上流の中濃や高山では土砂災害。
近くの木曽川は1ヶ月ほとんどずっと濁流なままでした。
(ここにきてようやくいつもくらいの川の色に戻った。)
こんなこと初めてだよヽ((◎д◎ ))ゝ
記録的な寡照の8月となってしまいました。
しかも雲量がハンパない。8月では観測史上断トツ最低。
全月まで広げてみても2009年7月の9.3に次ぐワースト2。
東海地方の8月って、太平洋側夏型の天気なわけで
この地方としては1年で一番日照時間が長い月なんですよ。
観測史上最高はなんと300時間越えまで残ってる月。
10年単位で抽出した場合、平均220時間近いこともある。
ちなみに去年は250時間超。
それが、今年はなんと観測史上ワースト2の100時間割れ。
記録的冷夏で米騒動になった1993年ですら平均気温25℃台で約130時間の日照だった。
これに対し、今年は100時間割れの平均気温27℃。。。
こんなんで、シミュ値比なんて語れる結果が残るわきゃありません。
我が家の8月のサンヨーシミュ値は496kwh
1日のAVEは16kwh
今年の8月は逆の意味で驚異的な10勝21敗。。。
1日の記録でみても
去年の8月の最高は24.9kwh(2日)だったのに対し、今年は月末30日に記録した22.1KWh。
去年は24日まで20kwhアベで、ここから恐怖の秋雨に突入してしまい失速。
最終的には573kwh。
今年はなんと前年比-183kwh
いかに悲惨な8月だったか、このモニタの写真をみれば一目瞭然ですね(T_T)。
年度別の記録としては
7月までですばらしくよかった前年比でなんと50kwhほども上回っているという驚異的ペースだったので、まだまだなんとかって感じ(ここから平年並で5100kwh程度・・・稼ぎどころの4・5・6・7月に稼げた分平年並よりよい発電記録にはなりそうな公算)ではありますが、ここまでの寡照を経験すると、もう何がなんだかわからなくなってしまいますね。
この8月
北海道と関東以外、日本各地でこんな感じだったんですよね。
関東も最後は同じようになってしまった。
土砂災害が多発
野菜の価格は大高騰
去年まで観測史上初の4年連続猛暑(平均気温28℃以上)で、5年連続猛暑とはならなかったのだけど、そんなことは喜んでいられる状況ではなく。。。
気温こそ平年比-1℃で収まったものの、こんな寡照で大丈夫なはずはないでしょう。
米も1993年の騒動みたいになるかも・・・な。。。。。。
気圧配置と比べ、妙に雲が多くなりがちとか、気持ち悪いというか嫌な兆候はずっとあったのだけれど、ついにいらっしゃったという感じか。
異常気象なのは今に始まったことではないので、不安をもちつつも見守るしかないですね。