お前には…姉ちゃんがいる
part
新潟県の市役所から
戸籍謄本を取り寄せて
姉ちゃんの所在地を捜しました。
実の弟の俺でも単独で
戸籍謄本を取れない現実が判りました。産みの親の母親が俺に
戸籍謄本を取ることを
委任する委任状を作製し委任状を市役所へ郵送しないと
戸籍謄本を取り寄せることができないとのことでした。
姉ちゃんの所在地が何度も変更していたため、数回、戸籍謄本を取り寄せて、名古屋市にいることが判明しました。
よく、戸籍謄本を最後のページまで読んだら…
47の若さで亡くなっていました…
ドキドキしながら…
何度も…何度も戸籍謄本を取り寄せたのに…
姉ちゃんに…
逢えなかった…
『もっと早く
』『俺に姉ちゃんがいることを判っていたら
』『姉ちゃんに逢うことができたのに
』少しだけ母親を責めたけど…
今にも泣きそうな母親の顔を見たら…
俺まで泣きそうになったので…
母親を責めることは、やめました。
ただ…戸籍謄本の最後のページに

姉ちゃんが

ひとりの娘を出産して

姉ちゃんが母だったことが判りました

姉ちゃんが娘を産んだということは

俺は、知らないうちに

叔父さんになっていたんだなぁ

俺に…
俺に姪がいた

何度も 何度も戸籍謄本を見たけど

姉ちゃんは亡くなってたけど…
姉ちゃんが産んだ娘
俺の姪は生きている

新潟県新発田市にいる

『姪に逢いたい
』富士通株式会社を退職した翌年の1月の寒い冬
『母ちゃん
』『俺…新潟に行く
』と母親に伝えました。
すみません…
この話…長かった

お前には…姉ちゃんがいる
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へ続きます