世界の海外旅行者数はこの10年間、金融危機後の2009年を除いて毎年増加しています。UNWTO(世界観光機関)が発表する資料では、2013年の国際観光客到着数は10億8,700万人で2004年時と比べて約40%増加しており、2014年では4~4.5%(前年比)の成長が見込まれています。
到着先(行き先)を地域別にみると、ヨーロッパ地域が全体の52%のシェアを誇り、アジア太平洋地域が23%、アメリカ地域(北米・中南米・カリブ海)が16%となっています。ヨーロッパが市場を牽引するなか、近年ではアジア太平洋への旅行者の増加が目立っており、2000~2013年の成長率は平均6.4%で最も高くなっています。
国際観光客到着数の推移(地域別)
参考: World Tourism Organization
国際観光収入と支出
2012年の国際観光収入は1兆750億ドル(旅客輸送収入を含めると約1.3兆ドル)となっており、2000年時の4,750億ドルから倍以上に増えています。世界で最も金額が多いのはアメリカの1,262億ドルであり、日本(146億ドル)の約8.6倍に相当します。