妻のインスタグラムで「父ナース」として紹介されています。

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おひさしぶりです、tomyです。

 

重度心身障がい者の父親であり、看護師として働いています。

 

もともとは会社勤めをしていましたが、障がいを抱えた人たちを支える力になりたいと思い、介護職を9年経験した後、看護師免許を取得しました。

 

今は急性期病院で入院患者さんのケアをしながら、日々学ばせていただいています。

 

至らない自分に落ち込むことも多いですが、「これぞ“筋肉痛・成長痛”なんだろう」と受け止めて、なんとかやってます(笑)。

 

なんとかやっている日々なので、そんなこんなでブログの更新もストップしてました^^;

 

わが家の近況については、妻がインスタにアップしてくれてますし。

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ただ、今後は私も発信していかなきゃなと感じています。

 

私は、障がいを抱えた人たちを支える力になりたい。

 

もっと言うと、病気や怪我で障がいを抱えてしまっても、地域で暮らせる仕組みを作っていきたい。

 

たとえば、私の長男は医療的ケアが必要な重度心身障がい者ですが、親が亡くなっても生活できる社会にしていきたい。

 

病院で治療や生命維持をして“生存”するのではなく、地域で人に助けられながら“生活”できる社会です。

 

私は今、40代ですけど、平均寿命も健康寿命も後半戦に突入しました。

図表1-2-6 平均寿命と健康寿命の推移(図)

そろそろ病院での下積みを卒業し、自分のライフワークに取り組んでいきたいと考えています。

 

一人ぼっちで頑張っていてもミッション・コンプリートはできないので、発信しながら精進していく必要があるわけです。

 

ありがたいことに、私は長男のおかげで、父親として22年分・看護師として4年分、成長させてもらえました。

 

まだまだ成長していきたいし、成長をあきらめたくないので、“心の筋肉痛”を感じながら精進しようと思います。DSC_0383.JPG

「コロナニマケルナ」

あ、ハイ。

 

農道で見かけたのですが、誰が描いたんでしょうね(笑)。

ランニングに出かけると、けっこう困るのが「トイレ問題」です。

 

コンビニで借りるのもアリですが、トイレだけ使わせてもらうのは申し訳ないじゃないですか。

 

私の場合、適当にドリンクを買って水分補給したりしますけど、目的はトイレ。

できれば、トイレだけサッと済ませて行きたいわけですよ。

そうなると、公衆トイレは便利です。

ただし、落とし穴もあります。

 

場所によって、“夜間は施錠”“トイレットペーパーが無い”“電気が無い”とか、いろいろあります。

私は神奈川県藤沢市に住んでますけど、藤沢市の公衆トイレは“夜間施錠”されます。

なんか、シャッター閉じられます。

 

ギリギリの場面だと、絶望感しかないですね。

藤沢市、チクショウ。

お隣りの大和市は、市内の全コンビニに“トイレの無償提供”を呼びかけています。

大和市公共のトイレ協力店登録事業/図書館城下町 大和市 (yamato.lg.jp)

 

そうは言っても、やっぱり気を使うので公衆トイレを選びますが。

大和市と横浜市にまたがる、神奈川県最大の公営住宅「いちょう団地」は、公衆トイレが24時間使えます。

多国籍の人々が暮らす県最大の公営住宅「いちょう団地」と一見入りにくい「超ディープ」なベトナム料理店「タンハー」に突撃! - [はまれぽ.com] 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト (hamarepo.com)

 

ただし、“トイレットペーパーが無い”。

マジか。

 

全部のトイレを見た訳じゃないので、一部のトイレだけかもしれませんけど。

管理が難しかったんだろうか…。

 

和式トイレがあるのは、個人的に嬉しい。

大きいのをする時、キレキレに出せるッ!

 

ただし、“トイレットペーパーは無い”。

 

洗面台に石鹸はある…。

手…?

 

いやいやいやいや…ッ!!

\(゜ロ\)(/ロ゜)/

横浜市の公衆トイレは最高☆

 

基本、24時間使える。

定期的に清掃されていて、きれい。

たまに“電気が無い”こともあるけど、そのくらい許せる。

24時間オープンで、水が流れて、トイレットペーパーさえあれば、どうとでもなる。

 

たぶん、市民の森とか、夜中に真っ暗で利用者がいない場所は、光熱費を抑えるために消灯しています。

つまり、暗闇の森に入る私がイレギュラー(変人)なのだ…!

結論、「横浜市、マジ神」。

 

それにしても、出かける前にトイレを済ませているのに、ランニングするとトイレに行きたくなるのはなんでだろう?

 

動くことで血行が良くなって、新陳代謝が活発になって、体内の余分な老廃物がデトックスされるんでしょうね。

アジサイ、バラ、タチアオイ等が目を引く季節になりました。

 

トイレの場所を確認しつつ、出かけましょう。

→ トイレ情報共有マップ (share-map.net)

 (地図の情報と、実際は異なることがあります。ご注意ください!)

『Ana Letter』さんというWebサイトにて、インタビュー記事をアップしていただきました。
ライターの小川優さま、ありがとうございます。
DSC_0741.JPG
なにかしらの疾患や障がい、生きづらさ、孤独や喪失感、いろんなものを抱えて人は生きています。
 
そういった人たちが、なんとか“ふつう”に生きられる社会になればいいなと思います。
 
自分の住んでるところ、地元はどうかな?
 
 
 
私は、介護福祉士・看護師であり、重度心身障がい者の父親という立場です。
 
私の見聞きしている範囲ですが、重度心身障がい者のご家族は、介護負担による疲労が慢性化しており、孤立しがちで、情報弱者であるケースが多いです。
 
重度心身障がい者は、医療的ケアが必要なことから、受けられるサービスが限定されることがあります。
 
たとえば、「気管切開の方をケアできる看護師がいません」「胃ろうと吸引ができるスタッフが退職したので」等の理由で、当施設ではみられません。
 
専門的な技術・知識・資格が必要で、施設サイドが人手不足になりがちなんですね。
 
そうなると、重度心身障がい者は、「家にこもりがち」「家族がなんとかする」といった状況になりやすくなります。
 
基本的に家族は素人なので、医療・福祉サービスについて詳しくありません。
 
若くて元気でアクティブな方であれば、そうした情報を進んでキャッチしに行けますけど、そうでないご家庭には情報が入ってきにくくなります。
 
支援が必要で困っているご家庭は、誰にも気づかれず、放置状態になります。
 
ヤングケアラーや家庭内暴力等が気づかれない問題と、似ているかもしれません。
わが家は、そうしたご家庭が、“ふつう”に生きられる地元であってほしいなって願ってます。
 
だから、インタビューを受けたり、少しづつ声を上げるようにしています。
 
だいぶ前になりますが、行政に「かくかくしかじかで困っている人がいます」と伝えたところ、隣接する自治体では困っているという話が出ていない、という話がありました。
 
それは、「×:困っている人はいない ⇒ 〇:困っているけど声を上げる余裕がない」じゃないのかな、と。
 
地域の訪問看護師さんと話をすると、「いやいや!めっちゃ困ってますよ!」ということでした。
 
 
 
困っている人はいる。
 
でも、行政に「なんとかして」って依存しても、柔軟に物事は進まないと思う。
 
やっぱり、地元のことは、地元の人で力を合わせて解決するべきなのだ。
 
ただの一般市民に過ぎないウチの場合、いろんな人と話をしています。
 
身内もいいんだけど、お医者さん・看護師さん・リハビリさん・介護士さん・ケアマネさん・ソーシャルワーカーさん・学校の先生・市民活動されてる方・議員さん・法律家さん・経営者さん…等々、専門的知識をもっていらっしゃる方々と話すと、いろいろな視点で情報を得られて面白いです。
 
いざ、アクションを起こそうという時にも、アドバイスをいただけそうですしね。
 
目標をピンポイントに狭めず、抽象的に「地元を良くしたいですね」って広げると、いろいろな立場の人と話せます。
 
私は、あと数年は看護師として経験を積みたいので、今はそんな感じです。
 
仕事をしながら、地元について語る。
来たるべき時に向けて、健康に気をつけます。
 
そもそも、長男の介護もありますし、長く働きたいですしね。