折り畳みジャッキスタンドの比較と諸々 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

今年は寒の戻りが戻りすぎ(?)な期間が長かったため、桜もずいぶん長持ちしましたが、そんな桜もほとんどが散り、替わりに鮮やかな緑が芽吹き、清々しい日が多くなってきた関東平野です。

 

 

 

これは初夏を思わせる陽気だった

先週の木曜日。

現場へと移動中に電話が入ったので

500を停めて話していたら

名残りの花びらが

はらりと一枚、

開け放ったキャンバストップから

舞い降りてきました。

 

 

 

そして声も高らかにツバメが舞う。

そんな季節になりましたね^^。

って、

写真には写っていませんが(笑)。

 

 

 

替わりに飛行機^^。

冬の空とは色が変わりましたね。

 

 

 

さて、MEX号には出先でのトラブル対処として、パンタグラフジャッキと、嵩張りにくい折り畳みのジャッキスタンド(2t用)を車載しています。

え?

「そんなの積まずに今時は潔くロードサービス呼んだ方が楽じゃない?」

ですって?

はい、わかっちゃいますがww、ちょっとしたトラブルならジャッキスタンドがあれば、走行可能になることもあり、また、今まで幾度も救われたので下すことはできないんです^^;;。

が!先日のこと、

「安い折り畳みジャッキスタンドが壊れた。」

とSNSで話題に上がっているではないですか!

で、その壊れた折り畳みのジャッキスタンドの写真は・・・なんと!MEXが積んでいる物とソックリ!

滝汗

車体を持ち上げて頭が潜っている時にこんなものが壊れでもしたら・・・ハッキリ言って死んでもおかしくありません。

(もちろん保険のためにスペアタイヤ等を車体の下に入れておく必要はありますが。)

転ばぬ先の杖のはずが、杖がもげて「あぁ昇天!」なんて、いくらMEXでもブログのネタにもなりません^^;;。

笑い泣き

「うん・・・こりゃぁヤバいな 。」

というワケで、もっと頑丈そうな日本のメーカー物に交換したのでした。

 

 

 

ということで今回は、

折り畳みジャッキスタンドの比較と諸々

でございます。

 

 

 

購入したのはこれ。

”大自工業/MeltecのFA-81”

 

 

 

製造は大陸ですが、

ちゃんとメーカーで

製品チェックしてくれている

ことでしょうww。

 

 

 

青いのがMeltecのもので、

Amazonで¥3253。

赤いのはメーカー不明の謎スタンドで

¥1,800くらいでした。

 

その赤い方には、

ドイツの製品安全法(ProdSG法)による

”安全性確認済 GSマーク”

が貼ってありますが、

果たして本物かどうか?

はわかりません^^;;。

 

 

で、比較開始。

三本の脚や首のリングは

Meltecの方が厚みがあった。

 

 

 

関節部のリベットも

Meltecの方が明らかに大きく

しっかりしている。

 

 

 

底面の厚みも然り。

 

 

 

胴の部分は

面取りしてあるMeltecの方が

薄く見えるけど実は同じ。

 

 

 

ただ、差し込むパイプは

逆にMeltecの方がずいぶん薄い。

鉛直荷重を受けるだけだから

こんなもんでいいのかな?

 

 

 

赤い方は三本脚+胴体の4点で支える構造。

対してMeltecは三本足のみで支える構造。

似ているようでも違いますね。

 

車体の受け部分は、

赤い方には厚いラバーがありますが、

Meltecは金属のまま。

 

さて、比較してわかったことは

□赤い方□

4点で支えるので荷重が分散しそう。

なので、

鉄板が多少薄くても実は問題は無いのかも。

ただし関節部のリベットは怪しげ^^;;。

関節には結構力がかかるので

リベットの強度は欲しいところです。

因みに先の壊れた人の写真は、

リベットと本体の取り付け部が

壊れて関節が外れていました。

ゲロー

 

□Meltec製□

3点で支えるためか、

全体的に材料に厚みがある。

(ただし、素材の強度の違いは不明。)

関節部のリベットが

赤い方よりもしっかりしている。

差し込むパイプに限り

材料の厚みが薄い。

 

ということで、

赤い方の差し込むパイプを

Meltecのに移植して

「ふはは、合体だー!」

にしようかと悩みましたがww、

Meltecのをそのまま使うことにしました。

きっと¥1500近く高い分安全・・・

なハズ・・・たぶん・・・お願い(笑)。

 

ただ、

車体受けに保護のゴムがないので

”Performix LIQUID TAPE ”

という

液体ラバーをニタニタと厚塗りし

(今Performixは取扱店がない?)

一晩放置し

乾いた^^。

けど・・・

使ったらあっさり剥がれたりして^^;;。

まぁ気休めよね。

ゴム板を貼った方が良かったかな?

 

 

 

脚が開いて走行中に

ガチャガチャするのが嫌なので、

伸縮バンド付き面ファスナー

(ベルクロ・マジックテープ)

を巻きつけて

タイヤ止めと共にバッグへ。

 

 

 

そして500に積み込んで終了^^。

使う場面に出くわしたくはないけれど、

どうせなら安心な方がいいよね^^。

 

 

 

で、あとの諸々は

最近また締まりが悪くなってきたので、

ドアのキャッチの位置を調整したり

ポイントをオイルストーンで磨いて

点火時期調整をしたり

ガレージジャッキを使う時に

干渉して邪魔だった

バックランプをオフセットして

角度を調整。

 

 

 

消火器のバンドが

外れやすいのも調整し

作業完了です^^。

 

 

 

 

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