AUTOMOBILE COUNCIL 2019_02 ドイツ車&Corvette C2 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

普段なかなかお目にかかれない車種に出会えるのがこのイベント。

毎年どの様なクルマがどの様な価格で販売されるのか?も興味津々。

主催者が『ヘリテージ・カー』と呼ぶ意識からもわかる様に、当時のオリジナルのままであったり、オリジナリティを大切にレストアをした個体がほとんどなので、価格は・・・まぁびっくりです^^;;。

でもその価格を見慣れてくると、到底手が出るはずもないのにだんだん麻痺してきて、

「あれ?これだったら安いんじゃない?」

などと血迷ってくるという恐ろしい(?)イベントでもあります(笑)。

 

 

 

ということで前回に引き続き、

AUTOMOBILE COUNCIL

2019_02

ドイツ車&Corvette C2

でございます。

 

 

 

 

ブースに並ぶ”マルニ”と535。

 

 

 

マルニこと

BMW 2002A 1971

 

生真面目なドイツ車らしいと

言えばいいでしょうか^^。

水平基調で潔く、

これ以上はないほどの箱型。

 

うん、

昭和の子供が描く

乗用車を横から見た姿って

まさにこの形だったんですよねww。

 

禁欲的とも言えるほどの

スタイリングながらも、

ノーズを少し尖らせたり

モールに接して几帳面に配置された

ウィンカーなどを見ると、

「ああ、その気持ちわかるなぁ。」

と共感できる2002。

好きなクルマです^^。

 

 

 

ぐるりと

ボディの四方を巡る水平なモールに

丸目のテールランプ。

 

必要なところに必要なものを

付けるにあたり、

素っ気ないほどミニマムにしつつ、

その”間”の取り方がとても上手い。

そんな構築の仕方が

イタリア車とはまた違った

魅力になっていると思います。

 

 

 

BMW 2002tii 1972

 

このtiiはインジェクションモデル、

tiはツインキャブレターモデル

だそうです。

 

 

 

小ぶりで扱いやすそうなサイズの

2ドア・セダンながら、

2000ccというのがいいんです。

 

 

 

セダンということもあり

リアのオーバーハングが長め。

トランクは収納力がありそう。

 

 

 

派手さを好まない

大人のクルマといった印象が好きです。

 

 

 

BMW 2002A 1975

 

この頃になると

フロントグリルのデザインが一新され、

ブラックに。

お約束のモチーフだけがメッキになり

精悍な印象に。

 

 

 

BMW 535i 1982

 

現在に続く”5シリーズ”

という名称になりましたが、

この頃はまだ

どことなくマルニの面影が

ある様に思えます。

 

 

 

 

ノーズだけでも

時代の変換がわかりますね。

 

 

 

BMW 700 cabrio 1963

 

すごく惹かれたのがこちら。

700のカブリオ。

 

ヘッドライト周りが緑なのは

向かいのブースの写り込みです^^;;。

 

 

 

小型車好きで

オープンカー好きなので、

この辺りはストライクゾーン^^。

 

で、調べて見ると

ジョバンニ・ミケロッティによる

デザインなのだそうです。

 

 

 

ちょっと離れたメーターの間に

インジケーターが並ぶインパネ。

 

 

 

そしてリアエンジンに共感(笑)。

 

 

 

テールフィンも時代を感じる部分。

 

 

 

 

Mercedes-Benz 190SL 1958

 

先に発表された300SLから

価格を落として発売された190SL。

300SLとは別物であっても、

優雅さと力強さを併せ持った

スタイリングが魅力的です。

 

 

 

内装も上質。

 

オープンカーで

ダッシュボードにルームミラーって、

すごく憧れるw。

 

 

 

300SLのイメージを踏襲した

フェンダー上の”まゆげ”(笑)

(これ、なんて呼ぶんだろう?

庇?ww)

ただし、

300SLが前後でほぼ同じ高さなのに対して

190SLではリアのまゆげの方が

ずいぶん低い。

 

 

 

こちらは別の190SLで

ハードトップタイプ。

 

 

 

Mercedes-Benz 300SL

 

超高級車だけあって

さすがにガードが固い展示^^;;。

 

昨年のオートモビルカウンシルでは

レストア中の個体が出ており、

スペースフレームと

世界初の直噴ガソリンエンジンの

組み合わせを確認できしました。

https://ameblo.jp/500raven/entry-12397652726.html?frm=theme

出展者が同じなので、

レストアが完成したのかな。

 

で、

ボンネットがノーズにめり込むように

開いているので

のぞいて見たら、

ヒンジの位置が特殊で

この様な開き方に。

 

 

 

心臓部は

ぎゅうぎゅうに詰まってます^^。

 

 

 

フェンダー上のまゆげの裏は

どうやら塞がっていないっぽい?

 

サイドシルの丸穴はなんだろう。

ボディとシャシーを固定する

何かがあるのかな?

 

ドア周りはボディギリギリまで

内装のレザーが巻かれていました。

 

 

 

何度見ても思うけど、

サイドシルの高さと幅がすごい!

ガルウィングじゃないと

乗り降りできませんね^^;;。

 

 

 

とても上質なキャビン。

上流階級の公道レーシングカーですね。

 

 

 

ガルウィングのドアレバーには

ギア?が見える。

どういう構造なんだろう?

 

 

 

ルーフには

エアアウトレットが。

 

 

 

かっこいいなぁ^^。

 

 

 

 

Chevolet Corvette C2 Split 1963

 

クーペタイプのC2。

名称がSTING RAY 

(Stingray=赤エイ)

なだけあってか、

展示販売車両は赤ww。

 

アメリカンマッスルカーには

興味がないMEXですが、

コルベットC2"スティングレイ”は別格。

 

そのサイズはWikiによると

全長4,448mm

全幅1,768mm

全高1,265mm

ボンネットが低いこともあり、

割とコンパクトに感じます。

 

 

 

ヘッドライトは

リトラクタブル式。

 

 

 

ちょっと見辛いけど、

テールにはCorvette STING RAY

のエンブレムが付いています。

 

 

 

C2初期型の特徴である

”スプリット・ウィンドウ”

 

丸いエンブレムが

妙にでかいと思ったら

どうやら給油口らしい。

 

 

 

戦闘的なスタイリング。

 

 

 

エッジが効いたサイドと

丸みを帯びたフェンダー。

60年代らしく”立ち”の強い

フロントウィンドウなど、

結構複雑な造形ですが、

調べて見たらFRPボディとのこと。

このホイールもイイね。

 

 

 

 

 

 

AUTOMOBILE COUNCIL 2019_02

ドイツ車&Corvette C2_END

 

 

次回は

AUTOMOBILE COUNCIL 2019_03

フランス車&イギリス車

にしようかな。

予定は未定ですがww。