CACAZAN_10-新作ニットタイプの使用感レポート | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

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○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

第三回 CACAZAN 個展 『GLOVE IS ARTS 2016』の時にお願いしてあった、ニットタイプが先月末に出来上がって来ました(^^。

 

ということで今回は、

CACAZAN_10-新作ニットタイプの使用感レポート

でございます。

 

 

 

CACAZAN_nit_01

今回はMEXらしからぬ配色ですが、

ニットのアイボリーと、

マチのキャラメル色とが相まって、
少し優しい雰囲気のグローブになりました。
でも甘くなり過ぎずにいい感じです(^^)。

 

 

 

CACAZAN_nit_02

早速、

今までとは一味違うニットの感触に浸ってみたの図(笑)。
この嬉しさは、
CACAZAN-イズイシ手袋さんのグローブを

手にした人にならわかるはず(^^。

試着の段階でもわかっていたのですが、
ニットであっても相変わらずフィット感が素晴らしく、
より涼しくなったDDR-07系といった印象ですので、
DDR-07系ユーザーさんには違和感なさそうです。

また、

私がお願いした色味で、

よりカジュアルになったせいか、

服装にも合わせやすいです。

 

 

 

CACAZAN_nit_07
オールレザーよりもカジュアルでクラシカルなイメージに。

オールドミニ乗りな方々にも合うのではないでしょうか(^^。

 

で、実は今回の色は、

チンクのボディーカラーのホワイトと内装のブラック、
そしてナルディのウッドの色とを意識して

三色でお願いしたのでした(^^。

まだ新品ですが、

もう少し使い込んで来ると

くったりとしてもっといい感じになりそうです。

 

 

 

CACAZAN_nit_05

左側の旧バージョンのDDR-071よりも

指が若干長くなったことと、

ニットのボリューム感で、
DDR-07系より一回り大きく見えますが、

これで同サイズなんです。
もしかして手首のところも気持〜ち長くなったのかな?
 

 

 

Old_1

比較のために、

イズイシさんのグローブに巡り会うまで使っていた
イタリア製グローブを、

収納の奥の方から引っ張り出してみました(^^。

 

 

 

Old_2

このニットの編み方は独特で面白く、

伸縮性が高いのですが、
手があまり大きくないMEXに

ばっちりフィットするサイズがありません。

大半の方は

「こういうものか。」

と諦めているのかもしれません。

海外製品の悩ましいところですよね。

そのためウッドのステアリングホイールを握ると

MEXにはずれてしまう感覚があって・・・。

また、縫製が全体的に粗かったのも残念でした。

 

 

 

CACAZAN_nit_06

二双並べて比較してみました。

 

左の方は平面的で、

指以外に”マチ”はありません。

対して右のイズイシさんのは立体的。

この作りの違いがフィッティングに大きく影響しています。

 

 

 

CACAZAN_nit_08

そして

”FIAT & ABARTH 500 全国ミーティング 2016"

の往復(約600km)で使用した状態がこちら。

すでに手の形になり始めています。

ホント、馴染みの早いグローブなんです(^^。

で、長距離を走行してみると、

オールレザーで掌が包まれる感じとはまた違う、

肩肘張らなくていい軽やかさがあるように思います。

もちろん通気性は抜群です(笑)。

 

さて、実は今回の走行中、

グローブが手に馴染み、

どんどん深く手にはまるにつれて、

右親指の第一関節直下の、

ニットと革を合わせてある部分が

皮膚に擦れる感じがしてきました。

 

 

 

それはここ。

左手は全くそんな感じがしないので、

これはMEXの右手親指の関節が、

左よりも若干太いせいかもしれません。

とはいえ、

擦れて気になるのでイズイシさんに相談すると、

「異素材を組み合わせている部分の縫い代の加減で、

コロコロとした感じが出たのでかもしれないので、

調整のために送って欲しい。」

とのことでした。

 

このように、

外国産だと諦めるしかないようなことも、

しっかりとフォローしてくれるのがイズイシさんなんです。

 

 

 

その後、

あっという間に調整して送って下さったので、

早速運転してみましたが、

例の擦れる感じは無くなっていました。

これでもうバッチリの図(^^)。

 

MEXにはどこをどのように調整したのか、

見てもさっぱりわかりませんでしたが(^^;;、

フィッティングが良いだけに、

些細なことでも肌で感じてしまうという難しさを伴う、

極めて繊細な製作作業なんだなぁ。

と改めて思います。

 

ということでイズイシ様、

この度は丁寧で迅速なフォローをしてくださり

ありがとうございました(^^。

 

 

 

あ、そうそう、このニットタイプは網目の都合上、細かなサイズ調整は難しいようですので、毎回書くようですが、是非試着されてみることをお勧めします(^^。

 

CACAZAN-イズイシ手袋さんの出展情報はこちら。

オーダーメード手袋 CACAZAN official websaite

 

CACAZANドライビンググローブに関する、MEXの過去のブログはこちらです。

 

 

 

CACAZAN_10-新作ニットタイプの使用感レポート_END

 

 


2016/11/09現在:
現在、CACAZANさんでは多くのバックオーダーを抱えており、オーダー手袋のメールでの打ち合わせを中止していらっしゃるようです。
詳しくはCACAZAN official WEBの、『お問い合わせ』をご覧ください。