2016.8/5~8/7まで、幕張メッセで開催されたオートモビル カウンシル2016。
そのイベントには、CACAZAN-イズイシ手袋さんも出店なさっていたので、お邪魔してきました。
ということで今回は、
CACAZAN ドライビンググローブ_08-新作試着!
でございます。
マルシェコーナーにあった、
CACAZAN-イズイシ手袋さんの展示販売ブース。
今回は息子さんもお手伝いにいらしていました(^^。
フルフィンガー・ハーフフィンガーの各種が並んでおり、
それぞれの試着が出来るのがミソ。
グローブは先ずフィッティングが大切ですし、
試着できる機会なんてなかなか無いですもんね。
そしてイズイシさんご本人がいらっしゃる展示・販売会では、
フィッティングに関する相談がその場でできます。
ですので、
試着して既製サイズでは合わない場合は手の各部サイズを測り、
その人だけのオリジナルグローブをオーダーをすることも可能なのです。
また、デザインの変更・刺繍の追加などについても
その場で相談・オーダーが可能なので、
その人だけのオリジナルグローブができるのです(^^。
日本でこんなことが出来るのはCACAZAN-イズイシ手袋さんだけ!!
長きに渡り様々なグローブを作り続け、
卓越した熟練の技能があるからこそなんです。
そんなイベント出店情報や予約制の相談会は、
CACAZAN-イズイシ手袋さんのHPにてご確認ください。
昨年の”第二回CACAZAN-イズイシ手袋 個展”で登場した、
甲側がニットのプロトタイプが展示してありました。
CACAZANファクトリーの職人さんの手によるニットの部分には、
オーガニックコットンを使用しているとのこと。
そのプロトタイプを経て、
制作上の難点や装着感などの改善を重ね、
ハーフフィンガーの新作として今回お披露目となったのがこちらです。
もちろんニット部分は丹念な仕上がり。
そのニットの間隔はプロトタイプよりも広くなり、
夏場にはとっても涼しそうです(^^。
しかも色のバリエーションもこんなに!
あ、実はこのグローブ。
まだCACAZANさんのHPには載っておりません(^^;;。
このニット部分の制作には、
革よりも時間が掛かるからのようです。
ですので暫くは展示会か、
CACAZANさんのファクトリー(香川県の工房)へ行かないと、
見ることはできないかも知れません。
さて、出石さんにご挨拶しつつ、
早速、興味津々だった、
新作ドライビンググローブの試着&レビューです。
ハーフフィンガーの場合、
MEXは既製のMサイズがバッチリ合います。
(フィッティングに関する個人的感想はこちら。
CACAZANさんによるサイズの測り方はこちら。)
ニットの隙間が広いので当たり前ですが、
装着してみるとやはり通気性はもう抜群!
感触も”さらり”としている上に伸縮性もあるようで、
ナックルホールが無いことによる、
手を握った時の突っ張り感は気になりませんでした。
もちろんとても丁寧に作られているので、
海外製品でよく見る様なほつれなども見当たらず、
強度的な不安も全くありませんでした。
それに
「俺は攻めまくるぜー!」
的な感じもしないので(笑)、
落ち着いた大人の雰囲気になっていますね。
次に掌側のCACAZANオリジナルディアスキンとの相性ですが、
ニットとの取り合わせ部分の素材の違いによる、
装着時の違和感というのも特に気になりませんでした。
この掌側のディアスキンには、
他のモデル同様に手袋専用キュプラを接着してあるので、
汗をかいてもベタつきにくくなっています。
そのディアスキンのステアリングホイールに対する吸い付きの良さは、
MEX自身で確認済みです(^^。
ということで、
「さすがはイズイシさんのグローブ!」
な仕上がりで、
これこそエアコンも無いような(笑)旧車乗りが求めていたグローブですよ!
「よ〜し!秋にはなんとかしてこのニットタイプをオーダーするぞー!」
と、心に決めたMEXでした。
色はまだ迷ってるけど(^^;;。
あ、そうそう、
二年前から春〜秋のスリーシーズンで使っている
ハーフフィンガータイプグローブとの比較と、
それらがその後どうなってきたかの報告も(^^。
先ず、ニットタイプとの比較ですが、
先の試着時の写真と比べるとわかるように、
最近のCACAZANさんのハーフフィンガータイプでは、
指の部分がこの頃よりも5mm程度長めになり、
第二関節に被るようになっています。
このことで変わったのは、
タイトめなグローブでも脱ぎやすくなったことと、
ステアリングホイールに対して、
革の部分で指が掛かる範囲が広くなったことが挙げられます。
二年前から交互に使っている二双のハーフフィンガーグローブ。
(汗かきなので同じものを二日続けて使いたく無いのです^^;;)
一番最初に購入したブラックは既製品のMサイズ(DDR-060)。
アイボリーの方はサイズは同じですが、
通気穴の数と色を別途オーダーして
作っていただいたもの(DDR-061カスタム)です。
アイボリーの方はどうしても汚れが目立って来ますが、
それも”味”のうち。
むしろ使い込んでいる感じが出て来ていて良いと思っています。
すでに掌側には手相や関節に沿うようにして、
シワが深く刻まれています。
ですが元々オイルをしっかり含んだディアスキンですので、
猛烈!!な汗かきのMEXが幾度か”丸洗い”をしたにも拘わらず、
汗の成分の影響や革の乾燥によって
破れてしまうような気配はまだまだありません。
(洗いについてはこちら。)
使う人によっても違うのでしょうけど、
長年使用しているとこのシワの部分が痛みやすく、
破れたりし始めることがあるようです。
しかし、CACAZANさんでは、
「せっかく馴染んだグローブだからまだまだ使いたい!」
という人のために、
そうなった場合でもある程度の破損であれば、
修理・補強を施していただけるんですよ(^^。
そんなCACAZANさんによるアフターフォローはこちら。
ということで、新作のニットタイプは、旧車乗りに嬉しいグローブに仕上がっていました。
実際にどのグローブもオススメ!ですので、イベントや相談会で是非とも試着してみてください(^^。
あ、直接ファクトリーへ相談に行かれる方は、予めイズイシさんにアポを取ってくださいねー。
CACAZAN ドライビンググローブ_08-新作試着!_END
CACAZANドライビンググローブに関する他のブログ記事はこちらです。
2016/08/28現在:
現在、CACAZANさんでは多くのバックオーダーを抱えており、オーダー手袋のメールでの打ち合わせを中止していらっしゃるとのことです。
詳しくはCACAZAN official WEBの、『お問い合わせ』をご覧ください。