Coppa Di TOKYO 2015_2~A:Pre War~ | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

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○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

Coppa Di TOKYOは時代やクルマのタイプにより、

A:Pre War
B:Minicar
C:Barchetta e Berlinetta
D:Before 1960
E:After 1961
F:American Luxury & Young Timer

の6つのカテゴリーに分かれていますので、今回はそれに合わせてUPしていきます。
ということで今回は、
Coppa Di TOKYO 2015_2~A:Pre War~
でございます。
特殊な車両を除き、ゼッケンも概ねそのカテゴリー順になっています。



#501 FIAT 501 Testa Silvani (1921)
いきなりこんな凄いレーシングマシンが登場!
(グランプリカーと言うべきなのかな?)
フロントグリルには『Super Culasse Silvani』の文字が。
甲冑みたいなフロントマスクも印象的ですね。
こんなのがある日本、すごい国です(^^;;。




#501 FIAT 501 Testa Silvani (1921)
迫力あるリアビュー。





#501 FIAT 501 Testa Silvani (1921)
細いタイヤはパターンもシンプル。





#501 FIAT 501 Testa Silvani (1921)
ボンネットにはサインが入っていました。




#A7 AUSTIN 7 Sport (1937)
この戦闘的なリアビュー。
中世の騎士の様な凛々しさが漂う、
気品のあるボディーライン。
トノカバーもいいですねー。




#A7 AUSTIN 7 Sport (1937)





#1 BUGATTI T13 Brescia (1924)
やっぱりレバーの類はボディーサイドにあります。
ポジティブキャンバーが凄いフロントタイヤ。





#2 BUGATTI T37 (1928)




#3 FIAT 508S Balilla Berlinetta Mille Miglia (1935)
La Festa Mille Miglia 2015にも参加していた個体ですね。
個人的には508 Balilla の中ではこのボディータイプが美しくて好みです。





#5 MORGAN Super Sport (1933)




#7 AUSTIN 7 Sport (1929)





#7 AUSTIN 7 Sport (1929)
かなりコンパクトなので、
リアフェンダーに肘が乗ってます(^^;;。




この時代のレーシングカーやスポーツカーは、概ねボディーの幅が極端に狭く、まるでカヤックの様ですね。
また、シートの座面がフロアにほぼぺったりくっついているので、座椅子に座って足を伸ばした様な体勢になります。
その足元のスペースを確保した上で、更に前方にギアボックスやエンジンを搭載するため、この様にフロントノーズが長くなるようです。
そんなボディーの外側に付くスポークホイールに細~いタイヤ。
そして大抵はフロントタイヤのトレッドがリアのそれより広いのが特徴的ですね。

以上、自動車に対する設計思想が現代とは異なる戦前のクルマ達でした。

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