昭和ネタよりチョット古い幕末~明治ネタ。
実在の人物で、千葉佐那・千葉佐那子・千葉さな子とも呼ばれています。
私は若いころ、原作 武田鉄矢 の漫画「お~い! 竜馬」 全23巻 を読んで千葉佐那の大ファンになりました(笑)
この人の生き方が大好きでね、高知県立坂本龍馬記念館などにも足を運びましたが、千葉佐那の資料は殆ど皆無ですが、私なりに色々本を読んだり資料を集めていましたので紹介します。
長くなるのでシリーズ3回に分けています。
是非皆さんも、読んでファンになって頂ければ幸いです。
北辰一刀流流祖、千葉周作(漫画 赤胴鈴之助のモデルになった人)の弟、千葉定吉道場の女剣士佐那。
佐那には心に決めた男性があった。
土佐から入門した坂本龍馬。
だが彼は勤王思想にめざめて京に去り、おりょうと結婚してしまう。
そしてその不慮の死。
私は坂本龍馬とおりょうは、好きじゃないです。
坂本龍馬は結局、千葉佐那を捨てたから。
おりょうは、千葉佐那の悪口を言いふらしていたから。
だが明治になっても、佐那は言い続けた。「私は坂本龍馬の婚約者でした」
桶町千葉道場の裕福な家庭で育ったにもかかわらず、薄幸な生涯をおくった千葉佐那。
若くして亡くなった姉に代わり、その子供を養子にもらい「龍太」という名も付けています。
30年以上前の古い本。
雑誌やネットでは、千葉佐那と紹介されている画像がありますが、全て間違いです。
千葉佐那の画像は現存していません。
雑誌やネット上で千葉佐那と評されている写真。
この写真は1800年代の芸者で美容師の斉藤きち。
『唐人お吉』の愛称で親しまれている。
きち19歳の時に撮影。
この写真は、日本で初めて西洋医学を専門とした楠本イネの娘・高子。
これは明治5年(1872)に撮影されたもので、高子は20歳。
日本初の女性産科医です。
シリーズ②は千葉佐那自身の証言談話がありますので乞うご期待。