今回はチョイ専門的なお話。

 

以前、簡単に説明したバクトパワ-について詳しく説明しますよ。

 

マリンアクアリウムは、淡水魚の水替えと違って、人工海水の素がいるのでお金がかかりますよね。

 

人工海水の素は格安から高級品までいろいろあるが、だいたい600リットル用で4,000円から10,000円ぐらい。

 

最低でも月に1回から2回、そのつど三分の一程度の水替えは必要になる。

 

水替えを引き延ばしたらマリンフィッシュが調子を落とす。

 

かといって水替え頻度を多くすると金がかかって奥さんの機嫌が悪くなる。

 

餌や糞などが出てきたら、たんぱく質からアミノ酸→猛毒のアンモニアができて、それを好気性濾過バクテリアが分解してくれて中毒の亜硝酸塩へ、さらに違う濾過バクテリアが弱毒の硝酸塩に分解してくれますが、硝酸塩も多くなるとマリンフィッシュも落ちてしまう。

 

栄養塩類(硝酸塩)はどうしても溜まってくるから水替えが必要になる。

硝酸塩が溜まるとPHが下がる。

 

錦鯉や宇野系らんちゅう、メダカなどの淡水魚なら青水や水草(ホテイアオイ)などで硝酸塩はある程度減少できるが、マリンアクアリウムではライブロックなどのベルリン式システムもあるが、これは少ない小型のマリンフィッシュや、ソフト・ハードコーラルの飼育だけのことで、大型ヤッコなど多数飼育では120パーセント無理。

 

硝酸塩は脱窒素で減少できるが、そのためには嫌気性バクテリアが必要なる。

池や水槽内では底砂を10センチ以上敷いて、酸素が入らないようにすると嫌気性バクテリアが発生するが、

増えてくると、炭水化物の未消化分が酸化して濾過槽から異臭が発生し、水槽内に様々な病気が発症する。

 

私がお勧めするのは以前のブログで簡単に書き込んだバクトパワー。

 

バクトパワーは硝酸塩減少、PH安定能力に優れた画期的な商品だと思います。

 

最大の利点は酸素のある水槽内で脱窒素ができることです。

 

嫌気性ではなく、通気性バクテリア(酸素があっても脱窒素を行う)が配合されているので、亜硝酸塩を直接窒素ガスにして空気中に放出することができ、硝酸塩を亜硝酸塩に還元して窒素ガスに変えて空気中に放出することができる。

 

アンモニア・亜硝酸が減少する。

硝酸塩が溜まりません。

海水、淡水両方使える。

 

 

 

この商品を使う前は月に1回、三分の一の水換えでしたが、2ヶ月から2ヶ月半に一回の水替えでOK。

50トン用500gで4,000円で安い。

90㎝水槽ぐらいなら水量200リットル以下だから一生持ちますよ。

 

詳しい内容は以下に張り付けておきます。

バクトパワーで検索したら色んなところで販売されています。

ちなみに、やっと全国錦鯉専門店も、少しづつ生物濾過の重要性がやっと分ってきてバイオスポンジとバクトパワーを売り出されてきましたね、良いことです。

 

http://www.shinsuke-koi.com/products/filter-sand500g_10kg/

 

 

 

バクトパワー。

少しづつ使っているので減ってきている。

 

 

 

キャップ一杯が10グラムで水量500リットルから一トンに使える。

濾過槽にパラパラと投入するだけで簡単。

それ以降は、半月に一回キャップ半分でOK。

これで水替え頻度が減少するよ。

 

 

 

 

 

これはどこかのサイトの画像。

右がバクトパワー。

左がバイオスポンジ。

バイオスポンジは一個のサイズが2.5㎝で一袋の中に200個入っている。

一袋は縦30㎝、横20㎝、厚み5㎝で、タタミ7.5畳分の表面積があり、多量のバクテリアが付着出来て且つ目詰まりしない構造になっている。

スポンジだから軽い。

一袋2,000円チョットだったと思います。

60㎝水槽の上部フィルターなら、これ一袋で生物濾過バッチリだよ。

私は錦鯉など全部の水槽にこれを使っています。

バイオスポンジの詳しい説明を張り付けておきますよ。

http://www.shinsuke-koi.com/products/products2/

 

 

今日のマリンアクアリウム、一年中水温は25℃元気に泳いでいるよ。

 

今年の冬は屋外の宇野系らんちゅうも冬眠していなくて、時々水面に上ってくる。

 

錦鯉は水温低下の場合、餌に関して賛否両論あるが私は水面に上ってきたら五日から一週間に一度ぐらい少量の餌を30秒から一分以内に食べる量を与えているよ。