先生が、翌日、手術時のお腹の中の写真を見せてくれた。


真っ黒の丸いやつがいた。すぐにこいつが、腫瘍だとわかった。


真っ黒なのは、排出しきれなかった古い血液らしい。


真っ黒だから、ビビったよ。

悪性かと思うじゃん。


先生のみた感じでは、悪いものではないそうだ。


検査の結果がきてみないと、まだわからないけどね。


生理痛あまりひどくない、って言ってたけど、こりゃひどくない訳ないな

と、先生に言われた。


生理痛は、あって当たり前。普通だと私は思っていた。


確かに、生理1週間前にお腹痛くなってたし、量も結構多かった。


決して、当たり前ではないんだ、と生理のある女性に言いたい。


そして、婦人科検診は、毎年受けてね。

時には、セカンドオピニオンも必要よ。


と。







朝方に、下からしみだすじわっとした感覚があった。尿管から漏れたのか、と思ったら出血だった。


歩けたら、尿管はずれますよ、と言われ、歩く。


これで、紙オムツ、尿管ともおさらばだ。


朝から、2日ぶりにご飯が食べれる、と思ったが、食べると吐き気がして、食べたくない。


あまり、食べられず、点滴は続いたまま。

点滴に吐き気止めの薬を入れてもらった。


昼ご飯も、ダメだ。匂いをかいだら、もう気持ち悪い。オレンジと白飯半分、ゆかりのふりかけをかけ、頑張って食べた。


ご飯をもっと食べないと、点滴をはずしてもらえない。


点滴がまるでうっとうしい。自分で機械のコンセントを抜き、点滴のやつを引っ張って、トイレに入らなければならない。


戻ってきたら、またコンセントさして。

接触が悪くて、ちゃんとはまらないと、バッテリーなくなって、ピロリッ ピロリッて鳴って、止まらない。


夜ご飯もあまり食べれず、やはり、点滴ははずれない。


最初は、手首に点滴の針を刺され痛かったが、もう動くときも、もうこの頃ら全然痛くもなかった。










夜は、術後、歯磨きできないだろうからと、昼前にまた磨いた。


なんか、涙がでた。


弾性ストッキングを昼にはき、

私の前のひとが手術が終わった。呼ばれたら行きますよと言われ、13時にいよいよ呼ばれ、

手術室へと向かう。

自ら歩いていくのだが、緊張でフラフラする。


中に入り、本日自分が何の手術をするのかを、自分で言い、手術室へ入る。


中では、ノリノリの音楽がかかっていた。

この曲は、執刀の先生の好みなのかな。

ノリのいい曲じゃないと、何時間も先生も、テンションを保ち、頑張れないよね。


小さなベッドに横になる。

弾性ストッキングを直されたり、看護師さんが、手際よく、やっていく。


麻酔の先生が、だんだん眠くなるお薬入れますよ、と言ったが、だんだんではなく、すぐに頭がグワングワンして、あっもうダメだ…と思い、意識がなくなった。


終わりましたよー。と声をかけられ、目が覚める。長い時間よく頑張ったね 成功しましたよ

、と看護師さんに言われ、ホッとした。

目を閉じたまま、私はうなずいた。

そして、部屋のベッドへ、戻ってきた。


酸素マスク、点滴、尿管、フットポンプ、ドレーンもかな。

いろんなものが繋がれている。


スマホを枕の横においてたので、見たら、LINEがきていた。


順番に次々と返す。


看護師さんが、スマホ使えるの?すごい。元気。元気。と、びっくりしてた。


お腹が痛くないか聞かれたが、お腹より、腰痛が半端ない。長時間同じ姿勢をとったので、腰痛が悪化したみたい。


それから、腰が痛くて、ほとんど寝れない。こんなに、夜は長いんだ、と思った。