左膝を庇い過ぎたのか???

今度は、右膝を痛めました…

マジでウンザリ…

ここ数日、活動停止してます(。-_-。)





「Vittoria / Qurano 46C」


前回に続きまして、リヤも見てみましょう。

(フロントとの共通部位は割愛します)


リム高 46mm

{C7EDA1FF-42D9-4702-B05C-D896D8C55DC7}

オーナーのご希望通り

左右異径の超ワイドフランジ

フリー側 2クロス(実効3クロス) 14H

反フリー側 ラジアル 7H

2:1組です。

{F3BED8F2-4C87-4967-900E-FE84FE4A90A4}

フランジ幅は82mm

大体、SHAMALと同じくらいです。

{FBFABF13-6137-4324-B1C2-43F723E28ED4}

フリー側外側は右渦巻き方向

{D699341D-CA2C-4527-A639-44FB60702559}

なお、左右異径スポークは不採用ですが…

横方向の剛性アレンジは、リム穴のオフセットで対応しているようです。


{AE813EA9-60C5-402B-8E17-41A253C14CB1}

次に、フリーなんですが…

引っ張るだけで取り外せるようです。

便利なのか???

{FD1A6AF7-41B5-4285-B3B4-FFBCF51CF837}

抜いてみましょう。

{583B1855-51A1-4E17-BEA6-B0B7341C17DD}

本当に簡単に抜けましたね。

フリー側にラチェット溝、ハブシャフト側にフィンガーなのはMAVICと同じです。

フリーの保持が、押さえの内周に付いてるOリングだけ…ってのはどうなんでしょう???



結構、硬い工業グリスが入ってましたね。

アルバニアかな???

ちょう度は3の粘度です。

フィンガーの戻りがシブいので、乾拭きしてから、ウレアグリスに変更しておきました。



でわ、ベアリングも見てみましょう。

フリーの内周です。

(抜いた直後なので汚い…)

{5186F9B4-524C-4957-8321-B5C3707A1BEB}

型式 : 6901RS

内径 : 12mm

外径 : 24mm

幅 : 6mm

「RS」は合成ゴム接触形シールの意



こちらには「EZO」の刻印。



EZOは、「北日本精機」のことです。

フロントとは別メーカーなんて、面倒なことをしてますよね。

明らかに、フロントよりリヤの方が、空転は滑らかです。

流石、QC大国ジャパン。





フリーのフィンガー側

{639FC0EC-92CD-430A-BEB2-D144C5846D29}

型式 : 6802RS

内径 : 15mm

外径 : 24mm

幅 : 5mm

「RS」は合成ゴム接触形シールの意

EZO製




ラスト、反フリー側

{7461F579-B5AF-4CE9-8F36-47B2D2234A1A}

フリー内周と同じでした。

型式 : 6901RS

内径 : 12mm

外径 : 24mm

幅 : 6mm

「RS」は合成ゴム接触形シールの意

EZO製



もしかしたら、フリーの筒の中に、もう一つ入ってるかもしれませんが…

こちらも、フロントと同様に、シャフトの嵌め合いがキツくて抜くのは断念しました。

 



それよりも気になるのは…



「玉押し」の概念がない。



フロント、リヤともに…
アクスルの保持は、全てポン当て式…



このサイズだと、ベアリングは汎用な「0等級」しかないので、そんなに加工精度は高くない。



体感するほどの差にはならないんでしょうけど、あまり、いい構造ではないですね。





今回は以上ですヽ(・∀・)






やべ、オチがない(´⊙ω⊙`)